【45歳からのヘアケア】梨花さんに教わるシャンプー・コンディショナーより大切なもの「不要な物を捨てて新しいものを入れて」
執筆者:ヴィーナスちゃん
美しい髪と健やかな頭皮のためのヘアケアライン「AKNIR」をディレクションしている梨花さん。40代のヘルスケアを調査しているヴィーナスちゃんが、必要なケアの極意を聞きました。
シャンプー・コンディショナーより大切なものがある!
ヴィーナスちゃん(以下V) 美しく年を重ねるためにはやっぱり、髪も大事ですよね?
梨花さん(以下R) もちろんです! 顔と髪が人に与える印象は50:50といわれているんですよ。肌も髪も大切なんです。でもスキンケアだけをがんばって、顔が80で髪が20くらいの人が多いと思うんです。髪のお手入れをして髪質や髪型を変えて、髪の割合を50まで上げたら見た目年齢が若く、美しくなるはず。
V 梨花さんはどんなケアをしていますか?
R 髪のケアよりも頭皮のケアを大切にしています。みなさんシャンプーやトリートメントを重視しますが、それらはすぐに洗い流してしまうものですよね? それよりも頭皮をしっかりケアして、毛周期の中で抜ける運命の髪を潔く落とし、詰まった毛穴汚れも落とす。いらなくなった髪は捨てて、新しい何かが入ってくるように。人生と一緒です(笑)。
V 具体的には?
R とにかくブラッシング! ブラッシングすると毛が落ちて心配になるかもしれないけれど、髪は1日に100本くらい抜けていいって知ってる? 元気な毛が生えてきたくて古い毛が落ちてるんです。だから頭皮にしがみついてプランプランしている古い毛はブラッシングで落とす。朝はもちろん、シャンプーやトリートメントの時にもブラッシング。髪を洗う時にブラシを使うと毛穴に詰まった汚れをかき出すことができるんです。ブラシで古い毛と頭皮の汚れを落としたら、セラムを50プッシュくらい全体につけています。
V 50プッシュも付けるんですね!
R 洗顔したら化粧水で保湿するのと同じで、シャンプーした頭皮にもセラムが必要なんです。頭皮全体につけようとしたら、それくらいの量をつけたくなるんです。
V 頭皮ケアの他にしていることはありますか?
R 頭のてっぺんに百会(ひゃくえ)のツボというのがあるんですけど、体重をかけて百会をぐりぐり刺激しています。血行がよくなって頭皮がやわらかくなるだけでなく、顔色もよくなってリフトアップするし、目もぱっちり開く。頭皮が硬いままだと頭皮に栄養が行きにくいので、頭皮をやわらかくすることがすごく大切です。健やかな髪を作るのは頭皮。GLOW世代は頭皮ケアを重視して!
【梨花さんおすすめのヘアケア習慣】
☑痛いけど頭がスッキリ! 百会のツボ刺激
「四つん這いになって床に敷いたタオルに百会のツボをつけて前後や左右に動かして刺激。めっちゃ痛いけど、その痛さが効く!」(梨花さん) 髪が切れないように必ずタオルを敷いて。
☑とにかくいつでもブラッシング!
「2年以上前から自分で試して、改良を重ねた樹脂素材のシャンプーブラシ。ブラッシングを習慣化してから髪が元気になりました」(梨花さん)。特許取得の発毛促進ブラシ。アクニー シャンプーブラシ7900円(アクニー)
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☑シャンプーやコンディショナーよりセラム
「1回に50プッシュくらい使う愛用のセラム。たくさんつけてもベタつかず髪の質感も変わらず、つけたことを忘れてしまう使用感です」(梨花さん)。アクニー 薬用ヘアスカルプセラム[医薬部外品] 80 mL 7800円(アクニー)
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撮影=三瓶康友 ヘア=藤原一毅 メイク=菊地美香子
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