【ヘルスケア】季節の変わり目の不調を、顔トントンで解消!【メンタルケア】
執筆者:GLOW編集部
肌寒くなってきました。こんな季節の変わり目に不調が出る人も多いのでは。「フェイシャルレメディ®」デザイナーの岩崎るみさんによる、「季節の変わり目の不調」調査と「顔に出る不調のサインと解消法」を紹介。
【季節の変わり目に不調が表れる人が多い】
20歳~60歳の男女1000人にアンケートを取ったところ、7割弱の人に夏から秋にかけて不調が表れていることがわかりました。いちばん多いのは肌のトラブルで、次はのどの乾燥や腫れ。また、季節では夏から秋の今の時期がいちばん多い。
☑メンタルにも影響あり
季節の変わり目には心の不調も。選択形式のアンケートでは、「コミュニケーションが面倒くさい」「失望感が強い」「悲しくなりやすい」などが上位に。
【体の不調は顔で調整できる!】
GLOW世代であり、予防医学、脳科学、心理学、東洋医学の知識を用いて「フェイシャルレメディ®」「クレンジングマスター®」を開発した予約のとれないエステティシャン・岩崎 るみさんは顔の反射区を使って不調を調整できると言います。※反射区とは、各器官や臓器に繋がっているといわれている末端神経が集まった個所。
☑今の時期は肺と大腸に注目
東洋医学では、感情と臓器は密接な関係があり、それぞれに影響を及ぼすと考えられています。夏の終わり、秋のはじめの不調に関係する臓器は肺。五臓の「肺」は、六腑の「大腸」との関わりが深く「肺」の動きが低下すると、下痢や便秘などの便通障害が生じることも。足裏マッサージなどで刺激する反射区は顔にもあります。顔の中に臓器があるイメージなので、そこを軽く刺激して。
[TRY! 不調を解消する顔のケア]
【肺の反射区】
イラストのように下頬の辺りにあります。少しずつトントンと押して刺激を与えてください。しこりがある人はよくほぐしましょう。
【大腸の反射区】
顔の右下側から口の周りを囲むような大腸の形をイメージしてトントンと押し、食べた物を口下にある肛門の反射区から排出する感じで刺激します。手軽にできるので、下痢や便秘に悩んでいる人にオススメ。
また、大腸が影響する感情も「悲しみ」です。悲しいことがあった時や、悲しいことを思い浮かべがちな人は、悲しみの感情の強化として、これらの反射区を刺激するものひとつの手。
[岩崎るみさん]
1974年、兵庫県生まれ。延べ4万人のフェイシャルエステで顔に触れてきた実績を持つエステティシャン。株式会社R’VIVO 代表取締役。一般社団法人フェイシャルレメディ協会 代表理事。
高校卒業後、重度のアトピー性皮膚炎で毎日のように内服・塗布していた薬のリバウンドに苦しみ、2年間寝たきりに。治療のために学び続けた健康美容の知識と経験を生かすべく美容関連の仕事につきたいと、大手エステティック会社に転職しエステティシャンに。その後独立し、神戸市内に店舗とスクール兼セミナールームのスタジオの2店舗を持ち、施術者、スクール講師として活動する2法人の経営者。
予防医学、脳科学、心理学、東洋医学の知識を用いて、フェイシャルエステティックのタッチ理論に基づいて技術アレンジをした「フェイシャルレメディ®」「クレンジングマスター®」を開発し、予約のとれないエステティシャンとして、メディアに多数掲載。日本最大級の美容見本市「beautyworld JAPAN」のメインステージ講演講師(連続7回登壇)や「2020ミス・ジャパン ビューティキャンプ」「2021ミス・ジャパン ビューティキャンプ」講師の経歴を持つ。著書に『健康美人のつくり方』(フレグランスジャーナル社)。
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