• Lifestyle

GLOWの
記事をシェア

【 国が違えば卵も違う】 12個入りで1000円と高額なお値段の理由は?【50歳からのオーストラリア事情】

人生100年時代を見据え、ちょうど折り返しとなった50歳をひと区切りに美容ライターの夏目円さんがメルボルンへ初海外移住。英語はそこそこ、でも溢れる好奇心を糧に、日々の暮らしを楽しくサバイブしている様子をお届けします。

移住して半年が経ち、だいぶこちらの生活も慣れてきましが、スーパーでの買い物で日本との違いを見つけました。それが卵の選び方。日本の場合は大きさや個数、ブランドや生産地などで選ぶかと思いますが、こちらは“Caged”、”Cage Free“、”Free Range“、”Organic“と大きく分けて4種類あり、さらに個数、ブランドとなっていて、やたらと種類が多いのです。
オーストラリアは生卵を食べるという習慣はありません。理由としては、殻の外側にサルモネラ菌が付着している可能性があるかも知れないということ。そもそも日本でおなじみの“卵かけごはん”はありませんから。ちなみに、カフェの定番朝食メニューは、スクランブルエッグ、もしくはアボカドトースト&とポーチドエッグの2択です。

サワードゥブレッドにアボカド、リコッタチーズ、トマト、ポーチドエッグをのせて。酸味のあるビーツのソースが添えてありました(約1800円)

では、それぞれの特長についてお話します。

【Caged】
ケージの中にいるにわとりから生まれた卵。
【Cage Free】
にわとりが自由に歩きまわるぐらいの大きなケージの中で生まれる卵。

【Free Range】
広い敷地で放し飼いのにわとりから生まれる卵。
【Organic】
オーガニック作物を育てている生産者で、なおかつオーガニックの餌で育つにわとりから生まれた卵。

 日本の場合、“鶏舎の中で育つか否か”ということに対して敏感に反応する人は多くないと思いますが、オーストラリアでは、“ケージか、それとも放し飼いなのか”がとても重要。正直なところ、私としてはどちらでもいいのですが、どんな基準で選んでいるのかが気になり、在住歴の長い友人に聞いてみることにしました。

いちばん棚に置かれているのが「Free range」。価格は9ドル前後(約900円)で、ブランドによって価格が異なる

ケージの中で育ったたまごがいちばんリーズナブルで、8ドル前後(約800円)

「卵の種類が多すぎるけど、ローカルの人ってそんなに気にしてるのかな?」

「にわとりに対して、ストレスがかかっているかどうかが大切なポイント。狭いケージの中で生まれた卵よりも、放し飼いでのびのび育った卵のほうを選ぶ人が多いかな」

言われてみれば、放し飼いでのびのび育っているにわとりのほうが、栄養価が高い卵が生まれそうな気がします。

「だからといってケージの卵がダメっていうワケではなくて、それって個人の主観もあるでしょ? ほら、日本だってオーガニックの野菜を意識して食べる人だっているじゃない? それと一緒なことだと思うよ」

確かに、メルボルンは食材に対する意識がとても高く、毎週末ごとに地元の生産者たちが集まってファーマーズマーケットが開催されます。オーガニックの野菜や果物もたくさんありますし、もちろん養鶏農家の新鮮な卵も売っています。

生産者の顔が見えるところがファーマーズマーケットのいいところ。スーパーよりもお値段は高めだが、安心して購入できる

ちなみに私は何を買っているかと言うと【Cage Free】、【Free Ragne】のどちから。ちなみにこちらは卵の値段が日本と比べて高く、12コ入りで700円~1000円ぐらいします。なので、セールになっている方を選ぶという感じです。

『国が違うと卵も違う』。移住してみてわかることって多いものですね!

夏目 円美容エディター

美容ライター。2023年4月よりメルボルンに移住、シティからトラムで20分、ビーチから徒歩10分という絶好のロケーションのアパートに娘と二人暮らし。50歳にして味わう初体験の数々に驚きと戸惑い、さらに興奮を隠せない日々が続くも、第二の人生をとことん楽しんでいる。母娘移住のきっかけ、日常のあれこれは毎週金曜日「note」にて更新中。

記事一覧へ戻る

GLOWの記事をシェア!