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【正しい髪の乾かし方】ヘアドライのやり方で髪は変わる? 髪のツヤを引き出すヘアドライ術

執筆者:白倉綾子

毎日のシャンプーやドライが面倒だなと感じる時は、早く済ませたいとヘアケアがなおざりになりがち。しかし、それが自己流のクセとなり、長年続くと髪の傷みにつながっている可能性も。「そうだったんだ」という新しい気づきが髪質改善の近道に! 美容エディター/毛髪診断士の伊熊奈美さんに正しいドライヤーのやり方を教えてもらいました。夜、8割程度まで仕上げておくと、朝のスタイリングが断然ラクになります!


☑お風呂から出たら、まずは5~10分程度タオルドライ

タオルで髪全体の水気をおさえたら、タオルを巻いて5~10分程度タオルドライを。ここでしっかり水気を取るとドライヤーで乾かしやすくなる。前髪のある人はタオルの外に出しておくとブロー時キレイに下りる。

☑ドライは生え際からではなく、乾きにくいえり足の内側から!

ドライヤーでは、頭皮を乾かすことを意識して。えり足の内側から頭皮を乾かし、後頭部、側頭部、頭頂部の頭皮を順に乾かします。ドライ前には洗い流さないトリートメントを中間から毛先につけて、乾かしすぎを予防。穴あきブラシを活用するとより早く乾きます。

髪質別で選ぶ、あなたに合う「洗い流さないトリートメント」

☑乾きにくい後頭部は、髪ではなく頭皮を狙って乾かして!

後頭部のぼんのくぼ上あたりは、髪の密度が高く、頭皮が乾きにくい部分。毛量が多い人や髪の長い人は表面と内側の髪に分けてからドライヤーを当てるのが◎。後頭部の頭皮を狙って乾かして。

☑コレであってる? ヘアドライの疑問

Q. 頭皮も毛先もドライヤーで完全に乾かしています

A. 意識せずともブローしながら乾かせば毛先は勝手に乾きます!
ドライ時は8割程度の完成度にするので、ただ乾かすだけでなく、キューティクルを整えてツヤを出す「ブロー」作業も必須。ドライヤーを上から当てて、髪をブラシでとかしながら乾かせばほどよく毛先が乾きます。

Q. ドライヤーは髪が傷むので、できるだけ自然乾燥するようにしています

A. 髪のツヤを作るのは「熱」。進化したドライヤーは髪を傷めません
昔のドライヤーは熱だけで髪を乾かしましたが、今時のドライヤーは風+低温で乾かすので髪を傷めません。また、髪のツヤは、髪に熱を加えてキューティクルを整えることでできるので、自然乾燥はおすすめしません。

圧倒的な風量で速乾をかなえる

髪の乾かしすぎを防ぐ。同梱の「ツヤ出しツール」を取り付ければ、乾かしながら手軽にツヤ髪に。Dyson Supersonic Shineヘアドライヤー 4万8800円<編集部調べ>(ダイソン)


撮影=古家祐実〈SORANE〉 ヘア&メイク=中村友里香〈FACCIA〉  モデル=蘭 取材・文=白倉綾子 ※GLOW2023年11月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。

この記事を書いた人

美容ライター歴20年以上。ビューティ誌、ファッション誌、WEBなどで幅広い世代に向けて美容記事を執筆。ヘルスケアやアロマ、美容医療までジャンルは多岐に渡る。

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