【趣味を活かして副業に】40代の経験者に聞く！始めるきっかけや将来のこと

ふたりにひとりは考えている起業、でも実際に行動に移した人はほんのひと握り。やってみたい仕事は、お金儲けよりも社会や誰かのためになるような内容が多かったのはさすが大人ならでは。

中津　ヨガを始めたのは、産後の不調をきっかけに40歳前に体を土台から整えたい、学びたいと強く感じたのと、仕事＝自分の心の安定だったり、家族の選択肢が増えることに繋がるなと感じたから。

兼原　私は正社員で働きつつ、コロナ禍で時間ができたことで、自分のやりたいことに挑戦してみたくなったから。飽き性なので、習うだけだと途中でやめてしまうかもと思って、資格を取るコースにしてみました。

藤本　私は、いろいろ寄り道をしながら続けてきたんだけど、挫折しなかったのは、セラピーの先生から元気をもらえたのが大きかった。

中津　教えてくれる人次第なところ、あるよね。私も実際にレッスンを受けて、この先生なら！となりました。実際に効果もあって大満足。

兼原　あとは、本当に自分が好きかどうか。すぐにお金にならなくても、自分が楽しいと思えるかって大事。子どもたちからも、「お母さん、楽しそう」って言われてる（笑）。

藤本　お金を稼ぐだけなら、時給の仕事をした方が効率は間違いなくいい。夫からも、「それって、モノになるの？」みたいな圧力を感じるけど、やっぱり自分が楽しめるような、好きなことがやりたいって思う。

中津　私も最初は、条件で仕事を選んでいて。でもいろいろやってきた結果、体調が悪く、不機嫌になるくらいなら、収入面では夫に頼りつつも好きなことで稼げるようになりたいなって。時間はかかっちゃうけど。

兼原　宣伝、ポップ作りなども、全部自分でやらないといけないしね。

中津　それで私、かがやき隊に応募したの。先生から、発信する場があった方がいいと言われて。

藤本　そうだったんだね！ そうそう、これから何か始めたいなら、まずは体験会とかに行ってみたらいいんじゃないかな。

中津　こうなりたい、という人を見つけて、ロールモデルとして参考にして、同じやり方をするのもおすすめ。私は結構、試行錯誤したから。参考にできれば時短になるよ。

兼原　先のことはどう考えてる？　私は女性だけでなく、男性にも子どもにも、セルフケアのよさをもっともっと広げたい。大きいけれど、世界一のブランドにするのが夢。

中津　男性って、不調を放置しがちじゃない？ 健康あってこその仕事であり生活なので、経営者や人材を育てる側の人にもそれを伝えたい。

藤本　色彩心理学って、自分も相手の価値観も尊重できるようになる。だから企業や学校でセミナーや講座を開催して、世の中を思いやりのある人だらけにしたいなって！

兼原　時間が足りないし、思うように進まないこともあるけれど、それでも「結婚式でいい写真が撮れました！」と感謝されると、やっていてよかったなって、改めて思う。

中津　ホントに。目がショボショボしてきてSNSの投稿、辛いなって思うこともあるけど（笑）、時どきでも反応があると、すごくうれしい。

藤本　レッスンを受けてくれた人から「人生が変わった」「子どもといい関係を築けた」とか言われると、誰かのためになれることで逆に力をもらえることも多いです。