【観月ありさ】 舞台『チャーリーとチョコレート工場』帝国劇場公演を振り返る! 2024年1月・2月に福岡と大阪でも上演【連載それもこれもALISA!】
執筆者:土谷沙織
朝日新聞社とGLOWの共同プロジェクト「Aging Gracefully」のアンバサダーを務める観月ありささんが、プライベートフォトと合わせて日常の出来事を発信する連載【それもこれもALISA!】。10月9日~31日までの『チャーリーとチョコレート工場』の帝国劇場公演の思いや裏側を聞きました。
毎日お客さまの反応を間近に感じながらステージに立ててしあわせでした!
10月は、ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』とともに駆け抜けた1ヶ月でした。準備にしっかり時間をかけていたぶん、始まったら本当にあっという間で、東京・帝国劇場の全32公演を無事に完走することができました! わたしが演じたのは、チャーリーのお母さんであるバケット夫人役ですが、衣装や小道具がどれも細部までこだわって作られたハンドメイドで、目に入るたびに可愛くて気持ちが上がりましたし、演じるに当たってすごく力をもらえました。
今回は優しいお母さんの役だから、つけまつ毛は茶色をチョイスしました。黒だと目もとが強くなりすぎるのでこれだと結構自然でしょ?
右:ある日の差し入れは、和食とかまど炊きご飯が美味しいぎん香のお弁当。 左:小箱に入っているのは、福砂屋のキューブカステラ。
舞台は、映像のお仕事とはまた違うおもしろさがあります。目の前のお客さまに対してセリフや歌を通してメッセージを伝えるのですが、決してこちらからの一方通行ではなく、エネルギーの交換がある。ステージの上からお客さまの表情を見ると、「あ、ここで感動されているな」というのが伝わってきますし、スタンディングオベーションをいただいた際は、本当にこちらまで胸が熱くなりました。 そうやって、毎日ちゃんとお客さまの反応を感じながら、お芝居したり、歌ったりできるなんて、つくづくしあわせだな、と改めて感じることができました。
30歳で初舞台を踏んだ時、尊敬する中井貴一さんが贈ってくださった暖簾をずっと大切にしています。文字は、貴一さんの直筆なんです。
藤真利子さんからいただいたお花。ドラマ『吉原炎上』で共演以来、ずっと仲良くしてくださっている大好きな先輩です。
オムロンの吸入器、グランハ サン・フランシスコのはちみつ紅茶は、のどケアに欠かせない相棒。ボトルも毎日持参です。
また2024年の1月・2月に福岡・大阪でも同公演があります。それまでバケット夫人とはしばしのお別れですが、今のコンディションをキープすべく、運動やボイトレを続けていきたいと思っています。
☑ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』
観月さんがバケット夫人役で出演する、日本版初演・ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』。 歌と踊り、ファンタジーの世界を舞台上で!
2024年1月4日(木)~15日(月) 福岡県・博多座
2024年1月27日(土)~2月4日(日) 大阪府・梅田芸術劇場 フェスティバルホール
取材・文=竹田理紀 ※GLOW2024年1月号より
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