【更年期】閉経後の出血は要注意!エコー検診で分かる子宮・卵巣の病気
執筆者:GLOW編集部
多くの人にあるけど、大きくなったら警戒を
【子宮筋腫】
子宮筋腫は30才以上の女性の20~30%にあるといわれる腫瘍。エストロゲンを栄養としているので、閉経すると小さくなっていく。子宮の内側・子宮の筋肉の中、子宮の外側にできるものがあり、筋腫の大きさやできた場所によって症状が違う。
【原因・なりやすい人】
原因は分かっていない。
婦人科の超音波検査で見つかる
【卵巣腫瘍】
子宮の左右にひとつずつある卵巣は通常は2~3cmの大きさ。ところが卵巣に腫瘍ができると30cmを超える大きさになることも。卵巣腫瘍には様ざまな種類があるが、良性のもの、悪性のものがある。チョコレートのう胞も卵巣腫瘍のひとつ。
【原因・なりやすい人】
卵巣腫瘍の原因ははっきりしない。卵巣がんは出産経験がない、子宮内膜症、肥満がリスクに。
【教えてくれたのは】
宮益坂メリーレディースクリニック
院長 長岡美樹先生
GLOW世代の婦人科の困りごとにも親身になって対応してくれる、頼りになる先生。ライフワークとして、中学校や高校で性教育も行っている。日本産科婦人科学会認定医。
取材・文=黒川ともこ ※GLOW2023年12月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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