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【『光る君へ』の世界】紫式部ってこんな人! 藤原道長との関係、清少納言とは険悪ムードだった!?

執筆者:GLOW編集部

【藤原道長と紫式部は遠縁】

『源氏物語』の作者・紫式部が生まれたのは970 年代と考えられています。正確な生没年は不明で、本名もわかっていません。紫式部の父・藤原為時は地方官を務める中流貴族で、代々文人の家系でした。

紫式部の父方の家系

① 「藤原兼輔」

平安時代 紫式部 堤中納言 歌人 兼輔

「堤中納言」の名で知られる著名な歌人。娘を醍だい醐ご天皇に入内させた実力者で、紀貫之(きのつらゆき)らの文人のパトロンでもあった。

② 紫式部の父「藤原為時」

平安時代 紫式部の父 為時

兼輔の威光は続かず、紫式部の祖父と父は地方官受領(ずりょう)として任地を転々とする中流貴族へと落ちぶれた。


吉田裕子監修「紫式部と源氏物語見るだけノート」

平安時代と源氏物語の基礎知識が見るだけでサクッとわかる!

古典文学の最高峰である『源氏物語』の長大なストーリーと劇中人物や平安貴族たちの生活をわかりやすくイラスト図解。『源氏物語』作者の紫式部と彼女を取り巻く宮中模様が描かれているNHK大河ドラマ『光る君へ』の理解も深まる、2024年必携の一冊です。 

『紫式部と源氏物語見るだけノート』(吉田裕子監修)1595円(宝島社)


監修=吉田裕子 イラスト=木村 誠 ※GLOW2024年4月号より

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