【映画】市原隼人インタビュー「人生を謳歌する甘利田先生を見て、人生を楽しむ活力にしていただけたら」『おいしい給食 Road to イカメシ』5/24(金)公開!【伊藤さとりのシネマでぷる肌‼】
執筆者:伊藤さとり
伊藤 私もユン・ピョウが好きだから、ジャッキー・チェンって言うとお仲間なんですよ。函館へは、どれくらい行ってたんですか?
市原 函館は2週間くらいです。室内などのシーンは埼玉で撮影し、主にロケ部分を函館で撮ってました。
伊藤 おいしいものは撮影以外で食べたりできたんですか?
市原 撮影の最中は時間がなかったのですが、函館分の撮影が全て終わり、東京へ帰る日に朝早く起きて、朝市に行って海鮮丼を食べて、ラーメンを食べに行って、その後ラッキーピエロでハンバーガーを食べて、デザートにアイスも食べ、更にカニとかいっぱい買って。
マネージャーさん 海鮮丼はおかわり……。
市原 海鮮丼2回食べたんです(笑)。函館ロケの後にも撮影があったのですが、1日移動日として空いてたので、いっぱい食べちゃおうと思ってチートデーにしました。
伊藤 すごいですね。『おいしい給食』でだって、めちゃめちゃ食べますよね。
市原 ふだんは芝居のために節制してるので。特に甘利田はすごく動かなきゃいけないので、体重も10キロ程落として動ける体にして『おいしい給食』の撮影に入ります。撮影中も身体が重くなると動けなくなったり、満腹になると集中力が落ちるので、食べるものも消化にいいうどんだけにしていました。OAでは、8割くらいカットされていますが、毎テイク違うパターンの動きを撮るので、体力勝負でした。シーズン3は、撮影中にキャパオーバーして意識が飛びました。
伊藤 試写を見た後に料理をひとつ作ったんですよ。妄想の中、甘利田先生がお好み焼き屋さんみたいになってたじゃないですか。筋肉もすごいと思いながら、料理も美味しそうで、すごく面白かったです。
市原 イリュージョンは『おいしい給食』の醍醐味なんです。急にガラッと妄想シーンになって何の映画を見ているかわからなくなるくらい甘利田の理想郷に入ってしまう。そこも楽しんでいただきたいです。
この記事を書いた人
邦画、洋画問わず年間500本以上の映画を鑑賞。映画舞台挨拶や完成披露会見等のMCを数多く担当している。また、心理学的な視点からも映画を解説。12月に新著は『映画のセリフで心をチャージ 愛の告白100選』(KADOKAWA)。「ぴあ」、「otocoto」でのコラム連載や、YouTube「新・伊藤さとりと映画な仲間たち」、「めざましテレビ」「ひるおび」での映画コーナー等、幅広いメディアで映画を紹介。映画と、映画に関わる全ての人々を愛してやまない映画人。
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