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大塚愛さんがアートを始めたワケ「音楽以外に、おばあちゃんになっても続けられるものがほしかった」 初個展開催!

執筆者:根岸聖子

大塚さんの「輝き」の秘けつは?

——GLOWのテーマとして「輝きはいつだって自分の中にある」というものを掲げているのですが、大塚さんご自身が輝いているなと感じられるのはどんなときですか?
「9枚目のアルバム『LOVE POP』(2021年リリース)は“トキメキ”がテーマだったのですが、自分がやってきた音楽や芸術は、何を大事にしていたのかを改めて考えたところ、その答えが“トキメキ”だったんです。怒りにしても感動にしても、感情が動く瞬間には生きている実感がある。大人になると、大人なんだから我慢しなくちゃとか、わきまえていなくちゃっていう分別がつくけれど、それゆえに疲れてしまうこともある。社会性は保ちながら、生き物としてワッと感情が出るときっていうのは、やっぱり輝いているんじゃないかな。ちっちゃい子を見て可愛いなぁって思ったり、ご飯が美味しいなって幸せな気分になったり。日中にパワーを使い果たして眠りにつくときの、あの幸せな気持ちもトキメキになっています」

——輝きを実感するために生活の中で意識していることはありますか?
「体調というか、肌のコンディションを保つことかな。毎日鏡で自分の顔と対面するので、一日の始まりに疲れた顔は見たくないじゃないですか。スケジュール的に大丈夫だろうと埋め尽くしていろいろと夢中になってやっていたせいか、次の日に疲れが残っていたことが何回かあって。気持ちは若くとも、自分の体の限界みたいなのはちゃんと把握しておかないといけないな、ちょっと詰めすぎたなと反省しました。機嫌よく過ごすためには、疲れは残さないほうがいい。輝きを保つためにも余裕を持った行動を心がけて、今日も一日自分なりに頑張ったな、明日も肌のコンディションが保たれていますようにと幸せな気分で眠りにつくのが理想です(笑)」


【AI OTSUKA 20th ANNIVERSARY ART EXHIBITION AIO ART supporting radio J-WAVE】

大塚愛さん

自身の楽曲をテーマにした油絵や書道、フラワーアレンジメントを展示。額も大塚さんが選び抜いている。展示アートの一部は購入可能。ピアノインストゥルメンタルCDが付属したパンフレットを販売。
日程:729日(月)まで
会場;スパイラルガーデン(東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1F
観覧無料

この記事を書いた人

女性誌、テレビ誌、インタビュー誌など定期刊行物やwebサイトで音楽、映画、舞台、ドラマなどエンタメ系のインタビューやレポートを執筆。好奇心の赴くままに、体験もの、実用記事、書籍なども常時進行中。


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