【インタビュー】こわもてのマ・ドンソクはひよこが弱点!? 映画『犯罪都市 PUNISHMENT』大ヒット公開中!【伊藤さとりのシネマでぷる肌‼】
執筆者:伊藤さとり
【伊藤さとりさんがインタビュー!】
アクションも笑いも進化した最新作
伊藤 ズバリ、今作をひとことで例えるなら何でしょうか?
マ・ドンソク 「進化したアクション、進化した笑い」です。今回の『犯罪都市 PUNISHMENT』では、これまでよりも重みのあるストーリーラインと共に、アクションをデザインする際にもディテールにこだわりました。シリーズの中で最も戦闘力が強く、技術力も高い相手と闘わなければならなかったからです。それと同時に、観客に笑いを届けることができる、出てくるだけでうれしくなるようなキャラクター、切り札も登場します。こうしたことを集約すると「進化」という言葉になりそうです。
伊藤 映画はアクションの中に笑いどころがたくさん散りばめられています。今回、ご自分でアイデアを出したアクションシーンやセリフなどあれば教えてください。
マ・ドンソク コミカルな場面の99%は私が書きました。まず、必要だと思えるコミカルなシーンのアイディアを書き出し、面白くないものは除いて整理し、皆が集まった場で検証してもらいます。製作陣ではなく、年齢層が違うスタッフや俳優ですね。年齢層別に反応をチェックします。すべてを満足させることはできないので、どれくらいウケるかの確率で考えました。
この記事を書いた人
邦画、洋画問わず年間500本以上の映画を鑑賞。映画舞台挨拶や完成披露会見等のMCを数多く担当している。また、心理学的な視点からも映画を解説。12月に新著は『映画のセリフで心をチャージ 愛の告白100選』(KADOKAWA)。「ぴあ」、「otocoto」でのコラム連載や、YouTube「新・伊藤さとりと映画な仲間たち」、「めざましテレビ」「ひるおび」での映画コーナー等、幅広いメディアで映画を紹介。映画と、映画に関わる全ての人々を愛してやまない映画人。
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