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【マンガで更年期】自分の機嫌や骨粗しょう症とうまく付き合い、人生がまわりだす! 『私の生理のしまい方』3-4

執筆者:GLOW編集部

更年期マンガ『私の生理のしまい方』64ページ5

もう無理をしない、趣味や好きなことで「私は私の機嫌をとる」ことにしたともこさんの気持ちの変化、とても共感しました。「節目節目で自分にちゃんと問いかけながら」行動することで、前向きに楽しく生きられるんですね!


☑関口先生×原先生コラム
今、私は「更年期」なのかな?
私のホルモンは、はかれますか?

血液検査だけでわかります。
婦人科受診のメリットは大きいわよ

関口 ともこさんが抱えていた「変形性ひざ関節症」は、閉経後にかかりやすい症状です。もし、他の医療機関にかかってもイマイチ原因不明の不調があって、不安を

抱えているなら、婦人科で血液検査を受けてみてほしい。私は、月経に変化があって不定愁訴(ふていしゅうそ)もある40~60歳の女性の患者さんなら、血液検査をしてホルモンチェックをすることが多いです。血液から、女性ホルモンの数値はもちろん、閉経したかどうかもわかるのよ。

原 そうなんですね! でも私も、婦人科の内診がどうも苦手で…。

関口 内診は必須じゃないけど、メリットは大きいわ。ついでに検査や検診ができるし、しかも日本は保険がきく。さらに、腟の乾燥や萎縮、尿道の状態もすぐにわかるから、更年期から閉経後に起こりやすいフェムゾーン(腟と外陰部)トラブルのシグナルにも早めに気がつけるの。婦人科が苦手な人こそ、月経が変だなとか、体や心にいつもと違う不調を感じたら、簡単にメモしておくといいわ。不具合が続いて受診するか迷った時、背中を押してくれる味方になりますよ。

☑婦人科受診の流れ

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『私の生理のしまい方』

自身も更年期世代の原あいみ先生が、年齢や職業、不調の出方も様ざまな9人の女性の生理や更年期の乗り越え方を丁寧に取材し、医師の関口由紀先生の監修により漫画化。単行本、Kindleで発売中。(KADOKAWA)

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著者:原あいみ

はらあいみ:イラストレーター。キャラクターデザインから絵本まで、難しいことをわかりやすくイラストやマンガで伝える。体験取材・インタビューも自ら行うほか、立体制作、撮影ディレクション、企業や商品のイメージキャラクター制作なども手がける。著書に『おにのこにこちゃん』(ポプラ社)、『うんぴー』『素人ですが、デザインしてみました。』(パイ インターナショナル)など。インスタグラム @aimihara

監修:関口由紀

せきぐちゆき:『女性医療クリニックLUNAグループ』理事長。医学博士、経営学修士(MBA)、日本メンズヘルス医学会テストステロン治療認定医、日本泌尿器科学会専門医、日本排尿機能学会専門医、日本性機能学会専門医、日本東洋医学会専門医。人生100歳時代の日本の中高年女性の骨盤底・血管・骨・筋肉の総合的な維持管理を提唱し、生涯にわたるヘルスケアを実践している。横浜市立大学院医学部泌尿器病態学講座客員教授、女性のためのインターネットサイト・フェムゾーンラボ社長。

この記事を書いた人

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