【40代からのマネー計画】親の介護資金は必要?どのくらいかかる?知っておきたい制度などをお金のプロに聞いた!
執筆者:夏目 円
親の介護費用は「親のお金を使う 」のが基本。公的介護制度を利用しながら上手に備えます。楽しい老後生活、安心な介護生活に向けての必要なお金と準備方法を日本生命・佐藤智子さんにうかがいました。
目次
介護資金は介護を受ける側の資金で賄うこと
介護に備えるポイントは『経済的な準備をすること』
いつまでも元気だと思っていた親に突然介護が必要になることは、誰にでも起こり得ることです。 ただ、子育てや仕事のことなど、忙しい日々のなかでなかなか考える機会を作れない人も多いはず。「介護に備えるためのポイントとしては、まず『経済的な準備をすること』が大切」(佐藤さん)。
要介護状態になる方は 80 代から急増していますので、40 代であれば、自分の資金については時間を味方につけて、「もしものための積立」をするといいでしょう。親御さんの介護資金は、介護を受ける側の資金で賄うことが基本です。もしも、子どもが資金提供をするようなことになれば、自分の老後・介護資金が不足してしまうからです。「経済的な準備をすることと同時に、情報を知ることも大切です」(佐藤さん)。
国の公的介護保険制度の仕組みを知ることと併せて、高齢者の福祉サポート窓口となる「地域包括支援センター」の存在を知ることが大切。困ったらまず相談してみましょう。
この記事を書いた人
美容ライター。2023年4月よりメルボルンに移住、シティからトラムで20分、ビーチから徒歩10分という絶好のロケーションのアパートに娘と二人暮らし。50歳にして味わう初体験の数々に驚きと戸惑い、さらに興奮を隠せない日々が続くも、第二の人生をとことん楽しんでいる。母娘移住のきっかけ、日常のあれこれは毎週金曜日「note」にて更新中。
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