【40代の敏感肌】スキンケアの基本「洗顔」のアイテム選びと洗い方を皮膚科医が教えます!
執筆者:夏目 円
敏感肌のための正しい洗顔方法をチェック!
①〈落とす〉乾燥しやすい部位はやさしく、Tゾーンはしっかりと
乾燥しやすい部分は指の腹全体でなでるようにゆっくりと洗う
皮脂が出やすい部分は指の腹でクルクルと
「肌状態で洗い方に強弱をつけて。乾燥しやすい部分は摩擦刺激が起こりにくいように、指の腹全体でなでるようにゆっくりと洗って‟洗いすぎ”を防ぎましょう。逆にTゾーンなど皮脂が出やすい部分は指の腹でクルクルと洗い‟洗わなすぎ”を回避して」(友利先生)
【これはNG!】
指先を使ったり、指を動かすスピードが速いと肌を擦りやすい
指先で洗うと、指の腹全体で洗う場合と比べて、無意識のうちに肌を擦りやすくなる。また指を動かすスピードが早いのも擦りやすさにつながるので、手の動きはゆっくりを意識。
②〈すすぐ〉“ぬるい”と感じる温度のぬるま湯でたっぷりと
人肌温度のぬるま湯で30回を目安に
「お風呂くらいのお湯で顔をすすぐと肌内部の水分を蒸発させて、乾燥を招くことに。すすぎの温度は人肌の36℃前後が適切。洗顔料やクレンジングのすすぎ残しは肌あれ、ニキビのもとになるので30回を目安にたっぷりとすすいで」(友利先生)
③〈ふき取る〉水気のオフは顔をおさえるように
タオルでゴシゴシ擦らず、やさしくおさえる
「洗顔シーンでもっとも肌に強い摩擦刺激を与えるのはタオルで顔を拭く時。ゴシゴシと肌を擦るように顔を拭くと肌を傷つけてしまうので×。赤ちゃんの肌を触るように、やさしくタオルで肌をいたわるようにおさえましょう」(友利先生)
教えてくれたのは
友利 新先生
皮膚科、内科医。クリニック勤務の傍ら、各メディアで美容や健康情報を発信。特に公式YouTubeでは、医師の視点から薬や化粧品などの批評を行い支持を集めている。
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撮影=越野夕也 ヘア&メイク=AYA モデル=梅澤レナ 取材・文=白倉綾子 ※GLOW2025年4月号より
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この記事を書いた人
美容ライター。2023年4月よりメルボルンに移住、シティからトラムで20分、ビーチから徒歩10分という絶好のロケーションのアパートに娘と二人暮らし。50歳にして味わう初体験の数々に驚きと戸惑い、さらに興奮を隠せない日々が続くも、第二の人生をとことん楽しんでいる。母娘移住のきっかけ、日常のあれこれは毎週金曜日「note」にて更新中。
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