「花」と「花瓶」の選び方&飾り方をプロに聞く!センスよく、お部屋が見違えるポイントは?
執筆者:吾妻枝里子
春先のフラワーショップには、色とりどりに咲く心ときめく花々がずらり♡ 花のある暮らしをもっと身近楽しむために、人気フローリストの越智康貴さんに花器に合わせた花の生け方を教わります。今回は生けたい花やグリーンに合わせた花瓶選び。植物の個性を引き立てつつ、インテリアのポイントにもなるベストバランスを提案!
花と花器のバランスを楽しむ
生けたい花やグリーンを引き立てる花瓶とのベストバランスを越智さんに伺いました。 ボリュームのある花も安定しやすい生け口が狭いタイプと、インテリアとしての存在感を出す大きめサイズ。2つのタイプの特徴と適した場所を、実例とともにご紹介します。
【生け口が狭い花瓶の特徴】
狭くシェイプされた口からぽわんと広がるフォルムが植物らしさを感じさせ、花の可憐さが引き立つ。口が狭いタイプは、花が安定する上、ビジュアルも様になるので、ひとつ持っていると安心。
【大きめサイズの花瓶の特徴】
部屋の主役に、または馴染ませるように飾りたい。大きめサイズの花器は、ファニチャー(家具)のような感覚で扱って。枝葉を生けることで、より空間に広がりが生まれます。
①ギュッと詰まったブーケはピッチャーを花瓶代わりにしてテーブル上に
ボリュームのある花束をもらった時に、大きな花瓶がなくて困ることも……。そんな時に役立つのがピッチャー。口が狭いピッチャーならラフにどさっと生けるだけで、途端にセンスよく様になります。
ピッチャー[高さ22cm]1万3860円(テト セラミックス 石井啓一/陶芸室テト)
「ピッチャーなど、ふだんの生活で使っているものを花瓶として気軽に代用してみよう。一見豪華に見える花束も、どこか日常に馴染んだ存在に。」(フローリスト・越智さん)
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