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スタイリスト ・新居由梨さんのパートナー服は、自分らしさを表現できる「ドレスパンツ」【素敵な人の相棒服を拝見】

執筆者:土谷沙織

お洒落なGLOW世代のパートナーとなるアイテムを紹介する【素敵な人の相棒服を拝見】。今回は人気ブランド「THE NEWHOUSE」を手掛けるスタイリスト新居由梨さん。相棒服とその着こなし方をご覧ください。


基本に忠実なパンツはお洒落の〝基本のき〞

お洒落に目覚めた高校生の頃から、シンプルできれいなドレスパンツが好きだという新居さん。「もちろんいろんなアイテムを着ますが、ドレスパンツは、いつも最終的に戻ってくる場所なんです」。着こなしの経験値を積む中で、ある時偶然見つけた究極の一本。それは、フィービー・ファイロがクリエイティブディレクターをしていた頃のセリーヌのもの。

【にじみ出る女らしさはメンズアイテムだからこそ】

すべてメンズ派生のアイテムのみでコーディネイト。「揺れる髪とアクセサリーがあれば、洋服そのものに女っぽさは要らない。そういうわたしなりの流儀も、ドレスパンツは体現しています」(新居さん)

【カシミヤニットで大人のワンツーコーデ】

セリーヌのタートルニットが一段と映える、美脚ドレスパンツ。「カシミヤのニットなど、上質でシンプルなもの同士なら、コーディネイトにあれこれ手を加えなくていい。年齢を重ねるほど、そういう削ぎ落としたスタイルがマインド的にもしっくりきます」(新居さん)

「ドレスパンツは、元々男性の正装。それを女性がはいて格好よく見せるには、基本に忠実であるべし、と気づいた瞬間でした。そういうアプローチをわたしらしくできたらいいな、と思って、ザ・ニューハウスでもずっと作り続けています」。 誰にも媚びていない服=ドレスパンツ。だからこそ、着る人らしさがはくだけでにじみ出る。「やっぱりパンツは試着必須。サイズは、ウエストじゃなくて腰まわりに合わせて選ぶのが基本です。どう着たいかをイメージして、あえてワンサイズ大きめを選ぶのもありだと思います!」

【ベストはTHE NEWHOUSE の1本】

10年後も一線で着られるタイムレスな一本を目指して作ったドレスパンツ。「いろんな仕様がある中でわたしの思うベスト、というディテールを集合させました」。パンツ5万2800円(ザ・ニューハウス/アーク インク)

【こちらのパンツも活躍!】

オーセンティックなパンツコレクション。「特にフィービー時代のセリーヌは、わたしの宝物。ずっと大事にはいていきたいです」

新居由梨さんprofile

ザ・ニューハウスのディレクター。過去に大手セレクトショップのプレス、フリーランスの編集・ライター、スタイリストとしても活躍。

THE NEWHOUSEサイトはこちら


撮影=葛川栄蔵 取材・文=土谷沙織 ※GLOW2022年11月号より。情報は雑誌掲載時のものを再構成しています。

この記事を書いた人

女性誌を中心にファッション、ライフスタイル、著名人インタビュー等のページを執筆。30代半ばでヨーロッパに語学留学をして以来、英会話レッスンを日課にしている。

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