覚悟と気合で走り抜く【MEGUMI】俳優からプロデュースまで“止まらない理由”
執筆者:山本二季
挑戦を後押しするのは自分の”覚悟”と”気合”
初めてのことは誰しも緊張したり、先に進むのが怖かったりするもの。ですが、そんな時こそあえて怖い道を選ぶといいます。
「キャスティングが決まらないとか、資金が足りないとか、怖いことはいっぱいあります。だけど、後悔はしたくないので、あえて怖いことをやるように意識しています。『また機会があったら』とか言っていると、結局やらずに終わってしまいますから。何事もちょっとだけ無理することが大事だし、その人を輝かせるスパイスになる気がします」
その思いと挑戦をあと押しするのが、〝覚悟〞と〝気合〞。
「結局のところ、自分でなんとかするしかないんです。自分で腹をくくってやらないことには、何も始まらないし、誰も力を貸してはくれません。覚悟が決まれば、忙しくても大変でも、あとは気合で! 失敗することも多いですが、その分、いろんな人の意見を聞いたり、しっかり考えたりするので、自分にとってはすごい財産になります。新しいことに10年挑戦し続けてきて、考え方をシフトするノウハウを身につけたのかも。だから、決して私自身が強いわけじゃないんです」
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【PROFILE】MEGUMI(めぐみ)
1981年9月25日生まれ、岡山県出身。俳優、タレント、映像プロデューサー、実業家。近年の出演作にドラマ『ペンション・恋は桃色』(25年/FOD)、映画『劇場版 それでも俺は、妻としたい』(25年)他、待機作に映画『蔵のある街』(25年8月22日公開予定)がある。プロデュース作品に映画『零落』(23年)、ドラマ『完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの』『くすぶり女とすん止め女』(22~23年/テレビ東京)。
撮影=倉本侑磨〈pigmycompany〉 スタイリング=NIMU〈MAKIURA OFFICE〉ヘア&メイク=KIKKU(Chrysanthemum) 取材・文=安田晴美 ※GLOW2025年8月号より
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