【更年期症状ゼロ】の理由は“豆腐習慣”!? 加藤紀子さんが語る、穏やかな40代をすごす秘密のルーティン|インタビュー
執筆者:夏目 円
程度の差はあれど、女性なら誰もが経験する更年期。ふたりの先輩女性の乗り越え方から、更年期のメカニズム、タイプ別の症状を知ることで、この時期を快適に乗り越えましょう。
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「豆腐の扉」を開けたことで更年期症状とは無縁に
更年期らしい症状が一切なく、体調的にも精神的にも穏やかな日々を送っているという加藤さん。その背景には、無類の豆腐好きであることが関係しているようです。
「いつも冷蔵庫にお豆腐が入っているなと気づいたのが30代後半。量をたくさん食べるというより、週に1〜2回、習慣的にずっと食べ続けてきたという感じです」豆腐と真剣に向き合うようになったのは、ラジオで全国豆腐連合代表理事と共演したことをきっかけに、2017年に豆腐マイスターの資格を取得してから。
「〝お豆腐の扉〞を開けたら、おもしろくて、楽しくて、どんどん沼にハマっていって(笑)。更年期はエストロゲンという女性ホルモンの分泌量が減ることで様ざまな症状が出るのですが、お豆腐に含まれる大豆イソフラボンはエストロゲンと似た働きをするんです。若い頃から日常的にお豆腐を食べてきて、豆腐マイスターの資格を取得し、40代後半の〝揺らぐ時期〞に、街のお豆腐屋さんが作られる栄養たっぷりのお豆腐をいただいたことで、更年期の症状を抑えられているのかもしれません。たとえば冷ややっこは、かけるしょうゆも大豆製品ですしね。むしろ、生理があった頃の方がイライラしがちで、気持ちをコントロールできないことがたびたびあったように思います。今は、持ち物がひとつなくなった感覚で、すごく楽になりました」
この記事を書いた人
美容ライター。2023年4月よりメルボルンに移住、シティからトラムで20分、ビーチから徒歩10分という絶好のロケーションのアパートに娘と二人暮らし。50歳にして味わう初体験の数々に驚きと戸惑い、さらに興奮を隠せない日々が続くも、第二の人生をとことん楽しんでいる。母娘移住のきっかけ、日常のあれこれは毎週金曜日「note」にて更新中。



