【40代プレ更年期】日本人の平均閉経年齢50.5歳、知っておきたい更年期のメカニズム
執筆者:夏目 円
更年期を攻略するには、まず正しい知識を得ることから。更年期の症状がなぜ起こるのか? 長年女性にまつわるヘルスケアについて取材をしている医療ジャーナリストの増田美加さんにお話しを伺います。
そもそも更年期って何?
更年期とは40代後半から50代の閉経をはさんだ前後10年間を指します。そして、月経が終わりを告げる閉経は、卵巣の寿命が尽きて、女性ホルモンを分泌しなくなることをいいます。日本人女性の平均閉経年齢は50.5歳とされています。
40歳を過ぎた頃から卵巣の機能は徐々に衰え、更年期に入ると、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンが急激に減少。エストロゲンが減ることで、ホルモンバランスや自律神経のバランスが崩れ、ほてりやめまい、動悸、息切れなどの身体的な症状や、イライラ、不安などの精神的な症状が現れます。これらが更年期の症状で日常生活に支障をきたすほどのものを更年期障害と呼びます。
この記事を書いた人
美容ライター。2023年4月よりメルボルンに移住、シティからトラムで20分、ビーチから徒歩10分という絶好のロケーションのアパートに娘と二人暮らし。50歳にして味わう初体験の数々に驚きと戸惑い、さらに興奮を隠せない日々が続くも、第二の人生をとことん楽しんでいる。母娘移住のきっかけ、日常のあれこれは毎週金曜日「note」にて更新中。




