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【更年期】仕事と不調の乗り越え方 「不調で半年休養し、自分を取り戻しました」美容家・山本未奈子さんの場合【働く40代と更年期を考える】

☑美容家・起業家 山本未奈子さんの場合

ライフステージごとの女性をサポートするウェルネスブランド「SIMPLISS E/シンプリス」、超吸収型サニタリーショーツの「Bé-A〈ベア〉」などを展開するV Holdingsの代表取締役。自身の更年期体験を経て、新ブランドを準備中。

更年期の不調でダウン、6か月休養していた

42才で生理不順になって婦人科に行ってみたら、更年期に差し掛かっていると言われました。その頃から眠れない、お腹が痛い、頭痛がする、肩こりがひどい、ホットフラッシュで顔が真っ赤になるように。メンタルは鬱々とした状態で物忘れがひどかったり、時間に間に合わなかったり、携帯電話を置き忘れたり、集中力も鈍りました。 

婦人科で処方された漢方薬を飲んでいましたが、ある日、ベッドから起き上がれなくなりました。がんばりすぎて限界に来ていたのだと思います。寝込んでいた2ヶ月間はほとんど記憶がないし、気力も体力もなくて本当に辛かったです。 さらに4ヶ月休養して、合計半年休みました。その間、仕事更年期障害のオンパレードの末にダウンのことを考えないように配慮してくれたスタッフにとても感謝しています。休養中にはこれからの暮らし方や仕事について考えることもできましたし、ひとり旅にも出かけました。その時、思ったんです。ひとりってなんて楽しいんだろう!  まわりをあれこれ気にするのは感情の無駄遣いだと。

更年期と仕事 ポジティブ感情 コーチング

山本さんは2年前に受けたコーチングで、ネガティブな感情をポジティブに変える方法を知ったそう。気持ちをポジティブ感情に切り替えるには、可愛がっているペットやおいしい食事、推しなど、まったく別の楽しいことを考えてさっさと忘れるのが正解。人に嫌なエピソードを話して共感されると怒りや不快感が“確信”に変わって、ネガティブ感情が増幅してしまいます。

自律神経を整えれば、女性ホルモンに影響されない強さを持てる!

寝込む前の私は5分刻みでスケジュールを入れて、誘われれば食事に出かける、ゴルフや弾丸旅行などにも出かけて自分を追い込んでいました。更年期に差し掛かっていると言われたのに、自分をないがしろにしていたんですよね。生活を見直して時間に余裕を持ち、自分を優先するようにしてやっと自分を取り戻せました。今後は仕事と家族を優先してあとは適当でいいかなと思えるようになりました。 

アンチエイジングの専門医に「自律神経を整えておけば、女性ホルモンが減っても影響を受けないような強さを持てる」と聞いて腑に落ちたので、生活リズムを整え、運動して栄養もしっかりとるように。 働く皆さんにお伝えしたいのですが、男女関係なく周囲に「今の私は不調」だと理解してもらうことは大切だと思います。更年期の話はしにくいと躊躇せず、きちんと伝える。更年期の不調でキャリアを諦めるのはもったいないですよね。 私の会社では今年から「ホルモン休暇」を設けました。生理や更年期などホルモンに関わる不調の時に休めるルール。人から「更年期ってどんな感じ?」と聞かれて、「生理の前のイライラとか腹痛とかそういうものが10倍になって来る感じ」と答えるくらい、更年期の休暇は必要だなと思っています。


イラスト=green K 取材・文=黒川ともこ  ※雑誌GLOW2023年3月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。

GLOW編集部GLOW編集部

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