早霧せいなさん「2022年は気楽に、気負わずがテーマ」【輝け!ヴィーナス力Vol.2】
執筆者:土谷沙織
宝塚歌劇団出身のステキな方が異なるファッションを披露する『輝け!ヴィーナス力』。早霧せいなさんのシンプルなモノトーンコーディネイトとスポーティに着こなす花柄コートスタイルをご覧ください!
エッジィな私!
シンプルにエッジを効かせて
「シンプルな中にもエッジの効いたモノトーンスタイルがマイ定番です。久々のミニスカートは、テンションが上がりました!」(早霧さん)
息を切らさず長く走るために
肩の力を抜くことも大事!
昨年、デビュー20周年を様ざまな活躍で彩られた早霧さん。今年の抱負は、“気楽に、気負わず”だそう。
「実はわたし、仕事に関しては特に力みや気合いが入り過ぎちゃうタイプなんです。緊張すると、自分でも気づかないうちに息を止めている時もあるようで。だから、適度に肩の力を抜くことを覚えたいのです。そのぶん余裕が生まれ、視野も広がるだろうし、リラックス状態だからこそ出会える新しい何かがあると思うんですよね」
そんな早霧さんが心を動かされるのは、何かに対して“がむしゃら”に取り組む人の姿を目にした時。
「汗だくになって必死に何かに集中している人は、一流のアスリートでも小さな子どもでも、誰もが美しく輝いていると思います。わたしの場合? うーん、やはり作品で役と向き合い、演じ切るというゴールに向かって疾走している時でしょうか。あとは、スキーで風を切りながら雪山を滑っている時かな(笑)。スキーは子ども時代に親の影響でたしなんでいたのですが、ブランクを経て昨年から再び始め、今どハマりしています。道具を揃えること、スキー場選びを含め、全て自分の意思で時間とお金をかけているので、より充実感があるんです」
スキーは自然を相手にするスポーツ。雪の状態に対して臨機応変にコントロールをかけながら板を滑らせることが、今の目標なのだとか。
「好きなこと・楽しいことのためだと思えば、週1回のトレーニングの苦痛も和らぐ気がします(笑)。そうやって努力×好きを掛け合わせながら、前向きに人生を楽しみたいですね!」
花柄を着た私!
花柄×パーカで自分らしく
「退団後はめっきり遠ざかっていた花柄アイテム。スポーティなパーカを中に挟むことで、甘さが中和されて自分らしい雰囲気に」(早霧さん)。
PROFILE
早霧せいな(さぎりせいな)
女優。2001年に宝塚歌劇団の初舞台を踏み、2014年には雪組のトップに就任。退団後は『ドラゴン桜』などのドラマ、舞台で活躍。舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』にハーマイオニー・グレンジャー役で出演中。BSテレビ朝日「そこに山があるから」レギュラー出演中。オフィシャルHP【早霧せいなオフィシャルファンクラブ】
モデル=早霧せいな 撮影=竹内裕二〈BALL PARK〉 スタイリング=大沼こずえ〈eleven.〉 ヘアメイク=飯嶋恵太〈mod’s hair〉 取材・文=土谷沙 ※GLOW2022年4月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
この記事を書いた人
関連記事