【洗濯】頑固な汚れ、取れない匂い、そんな時の対処法を 洗濯ブラザーズに聞きました!
執筆者:GLOW編集部
洗濯のプロ、洗濯ブラザーズに、洗濯で困った時の対処を教えてもらいました!
☑汚れが落ちないけど洗剤の量を増やせばいい?
洗剤はいつでも適量で!
洗剤を多く入れれば入れるほど、すすぎが足りず成分が衣類に残りがち。そこから菌が発生してイヤなニオイに変わることもあるので注意。
☑タオルや肌着がゴワゴワしてしまう
柔軟剤を使うのをやめてみて。
柔軟剤に含まれる石油由来の油の膜が吸水性を落としゴワつくので、タオルこそ柔軟剤との相性は最悪。8割自然乾燥させて、仕上げに15分ほど乾燥機にかけるとふんわり感が蘇ります。
☑ニオイが取れない!
高温のお湯につけ込む
汗や加齢臭などのニオイには、45~50℃くらいの熱めのお湯と、洗浄力の高い粉末洗剤を入れたウォッシュタブに30分程度つけ込んだ後、通常の洗濯を。デリケートな衣類は高温NGです。
☑洗濯してもシミが取れない!
シミの種類に合わせて再トライ!
汚れには油性・水溶性・不溶性があり、それぞれに違う対処を施します。汚れの種類の見極めが大切。何の汚れか分からない時は、油性の汚れが取れるプレウォッシュで対応。
【教えてくれたのは】
洗濯ブラザーズ
茂木貴史(写真左)、茂木康之(中央)、今井良(右)の3人で結成し、毎日の洗濯を楽しくハッピーにするための活動をするプロ集団。横浜でクリーニング店「LIVRER YOKOHAMA(リブレ ヨコハマ)」を経営するかたわら、劇団四季、シルク・ドゥ・ソレイユ、クレイジーケンバンドなど国内外の有名アーティストの衣装クリーニングを行う。また、オリジナルのナチュラル洗剤を開発し、好評を博している。
イラスト=ユリコフ・カワヒロ ※GLOW2022年7月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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