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【映画】女性はみんな幸せになれる! そんなエールを送る『人生に詰んだ元アイドルは赤の他人のおっさんと住む選択をした』試写会レポ

執筆者:GLOW編集部

映画つんドル ケイトスペード試写会

バッグやウェアが人気のブランド[ケイト・スペード]は、世界の女性のメンタルへルスをケアしサポートするという活動を行っています。そんなテーマにぴったりの映画「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」(略して「#つんドル」)の特別試写会が10月26日にユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、主演を務める深川麻衣さん、お笑い芸人のバービーさん、ケイト・スペード プレジデントの柳澤綾子さんが登壇。オフィシャルレポートを紹介!


11/3公開『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』

人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした 映画

【あらすじ】元アイドルのアラサー、安希子。夜は「ノルマ飯=合コン」、仕事もタフにこなしているつもりが、ある日突然、駅のホームで足が動かなくなった。気づけば仕事ナシ、男ナシ、貯金残高10万円の崖っぷち! 元アイドル時代の衣装も入らなくなっていて……。人生詰んだ元アイドルは、なぜか赤の他人のおっさんと暮らすことに

2023/日本/114分
監督:穐山茉由
脚本:坪田 史
原作:大木亜希子『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』(祥伝社刊)
出演:深川麻衣
松浦りょう、柳ゆり菜、猪塚健太、三宅亮輔、森高愛/河井青葉、柳憂怜
井浦新
主題歌:ねぐせ。「サンデイモーニング」 音楽:Babi
配給:KDDI/日活

https://tsundoru-movie.jp/


試写会はケイト・スペードがサポート

『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』は元・SDN48のメンバーで、現在は作家として活動中の大木亜希子さんの実録私小説が原作。元とはいえどもアイドルが知らないおじさんと暮らすという衝撃の実話を元に、深川麻衣さん演じる、人生に行き詰まったアラサーの元アイドル・安希子の葛藤と再生を描く物語。映画では安希子が仕事、恋愛(結婚)など夢や幸せを追う姿や、友人含む人間関係が描かれ、共感するところばかり。幸せはいくつになっても欲しいし、夢もあきらめなくていい、そんな元気をくれる作品です。

10月26日ユナイテッド・シネマ豊洲で行われたイベントは「映画『#つんドル』試写会 supported by ケイト・スペード ニューヨーク」と題し行われました。試写上映後の熱気にあふれた客席の間を通って、大きな拍手を浴びながら深川麻衣さん、バービーさん、柳澤綾子さんが登壇。深川さんはブルーのシャツワンピースに靴やタイツもブルーでまとめ、バービーさんは豹柄ワンピースに赤い靴の着こなし、柳澤さんは立ち上がったばかりの新コレクションのウィンタークリサンセマム バブルスカートとそれぞれのケイト・スペードのアイテムが素敵。

ケイト・スペードの服が素敵な深川麻衣さん、バービーさん、柳澤綾子さん

【オフィシャルレポート】

試写会は、「ケイト・スペード ニューヨーク」の全面サポートにより実現。柳澤は「このステキな映画を撮られた穐山茉由監督は、実はケイト・スペード ニューヨークのPRも務めていて、私たちと15年以上も一緒に仕事をしているんです。彼女が映画監督になっていく道のりを見てきましたので、彼女の大ファンとしてみんなでサポートをしたい」と本作との縁を明かし、「また私たちのブランドは、世界中の女の子と女性たちのメンタルヘルスをサポートしながら、女性たちをエンパワーするという社会貢献活動を推進しています。その活動の趣旨と、この映画のテーマがすごく合っていたので、全面サポートさせていただきたいと思いました」と女性の心と身体を応援したいという思いが、合致したと話した。これには深川も「こんなにステキな社会活動をしているケイト・スペードさんが、この映画のメッセージに共感して応援していただけるというのは、すごく心強いです」と感激しきり。

柳澤いわく「ブランドとして推進していきたい活動を体現している方」と、「ケイト・スペード ニューヨーク」からのご指名で本イベントのスペシャルゲストとして招かれたのが、最近ではジェンダー論や女性ならではの身体の変化や悩みについても発信しているお笑い芸人のバービー。
すでに鑑賞済みのバービーは、「自分を見ているようでした」と人生に行き詰まったヒロインの安希子に大いに共感したという。安希子は“ササポン”というあだ名の赤の他人であるおじさんとの同居生活を通して少しずつ再生していくが、深川は“ササポン”を演じた井浦新について「新さんのファンの方はびっくりすると思います。今までやってきた役柄と全然違う。いつものカッコよさを排除して、“ササポン”として立っていたのでさすがだなと思いました」と普通のおじさんに扮した井浦の演技力に感服していた。

映画 つんドル 井浦新さんのレアなおじさん姿©2023映画「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」製作委員会

みんな日常的に“詰んで”いる!

仕事ナシ、彼氏ナシの元アイドル・安希子は恋にも悩む女性だが、イベントでは「恋をしている時にオススメのファッション」についてトークを繰り広げる場面も。深川は「もし好きな人がいて、その人の好みがわかっているとしたら、あえてそちらに寄せてみるのも楽しみの一つかなとは思います」と思案しながら、「そういうのがわからなかったら、やっぱり自分が好きな格好をするのが一番。お気に入りの服を着ていると顔もイキイキとする」と持論を展開。柳澤も「自分がご機嫌になる洋服を着るのが一番」と同調する。
先日行われた完成披露舞台挨拶では、映画のタイトルにちなみ“詰んだ”エピソードを披露することになった深川が「青海(あおみ)駅と青梅(おうめ)駅を間違えて、仕事の現場に2時間遅刻してしまった」という仰天エピソードを告白していた。深川が「謝るしかない。『本当にすみません!』とめちゃくちゃ謝りました」と振り返る中、バービーは「そんなことあるんですか?」と驚愕。
そんなバービーも“詰んだ”経験が「めちゃめちゃある」そうで、「一番詰んだのは、“世界の果てまで”いくような番組で、土屋太鳳さんのダンスのモノマネをした時に、アキレス腱を“キッテQ”しちゃった」と某番組を想起させるエピソードで会場を沸かせた。「番組にも迷惑をかけるし、入院した病室では事務所の社長とテレビ局の偉い人が話し込んだりしているし。『詰んだ…』と思いました」と困り果てたというバービーは、「結局オンエアしてもらえて、笑いに包まれた形になった」と安堵の表情。さらに「それが、芸人以外のことを発信をするきっかけになった。体を張る仕事がダメならば…となった時に、違うものをやることができた。結果的によかったのかなと思います」とアキレス腱を切ってどん底を味わったことが、次のステップに結びついたと語った。

映画つんドル 試写会 深川麻衣さん、バービーさんのトーク

恥をかいても死なないから、前に進もう!

会場から何度も笑い声が起きるなど、詰んだ人にエールを送る作品にぴったりの温かな空気に満ちたイベントに。最後にバービーは「劇中で『恥をかいても、死にはしない』というセリフがあるんですが、私はそれが大好き。そう思ったらなんでもできる。そう思えるステキな作品です」と改めて映画の魅力に惚れ惚れ。深川は「SNSなどがどんどん発達して、いろいろな人の投稿が目に入ったり、人と自分を比べざるを得ないような状況も多いと思います。そんな中、失敗しても自分を責めるのではなく、『そのままでいいんだよ』と弱い部分も肯定してくれるような映画になっていると思います」と心を込めて伝え、会場からは拍手が起きた。

映画 人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした©2023映画「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」製作委員会

ケイトスペードの青いワンピース 深川麻衣さん


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