【『光る君へ』の世界】平安貴族は一夫多妻制が当たり前! 後宮で暮らす后妃の序列と女性たちのスゴすぎる生き方
執筆者:GLOW編集部
出家する女性が多いのは女性が生きづらかった証し?
『源氏物語』にも、仏教に関連する場面がたびたび描かれており、作中、光源氏と関わった多くの人(特に女性たち)が出家します。これは、当時の女性たちがいかに生きづらく、悩み多き存在だったのかを示しているのかもしれません。また、当時は釈迦滅後2000年が経過し、仏法が衰えて悪事がはびこるという「末法(まっぽう)思想」が多くの人に信じられていました。そのため、念仏を唱えれば現世はもとより、来世も極楽往生できると説く浄土教が盛んになりました。
『源氏物語』で出家する女性たち
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