【『光る君へ』の世界】平安時代の男女はどうやって出会う? 貴族の恋愛事情と、釣りができる住まい「寝殿造」について
執筆者:GLOW編集部
【住まい】平安貴族の住居「寝殿造」
寝殿造は、唐の宮殿建築の技法に日本独自の技法を取り入れたもので、10世紀頃に完成したとされています。当時の建物は残っておらず、正確にどのようなものであったかはわかっていません。
中央に南向きに寝殿があり、その東、西、北などに対屋[たいのや]を設け、渡殿[わたどの]で結ぶのが一般的だった模様。
寝殿
主人が起居する主屋。
庭園
寝殿の前庭には白砂が敷かれ、その南には中島[なかじま]のある池が掘られた。
対屋
寝殿の東、西、北などに配置された家族などの居住空間。
釣殿[つりどの]
池に面して設けられた建物。納涼や宴会、釣りなどを楽しむ時に使った。
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