【『光る君へ』の世界】平安時代も貴族は車持ち! 当時から犬や猫をペットにしていた?【平安貴族のミニ雑学】
執筆者:GLOW編集部
ペットを飼い始めたのは平安時代!
犬や猫以外に孔雀も!?
愛玩用として動物が飼われ始めたのは平安時代のことといわれています。当時、唐の商人から猫や孔雀、オウムなどの珍しい動物が献上され、それを皇族や貴族たちが自分の邸で飼ったのが、日本におけるペットの起源と考えられています。
犬
『枕草子』に、宮廷で可愛がられていた翁丸[おきなまろ]という犬の逸話があります。翁丸は中宮定子のお気に入りでした。
猫
平安時代の宇多天皇や花山天皇は、唐から輸入した『唐猫[からねこ]』 を飼っていたとの記録があります。
孔雀
藤原道長は孔雀を庭で放し飼いにし、その美しさを愛でていたといいます。
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監修=吉田裕子 イラスト=木村 誠 ※GLOW2024年4月号より
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