【私たちの更年期】内田有紀×堀井美香「更年期をもっと語って、うまく対処してハッピーに!」【対談Vol.3】
執筆者:GLOW編集部
更年期の女性以外も、自分ごととして理解してもらえたら
堀井 今は選択肢が様ざまあるし、広がってきましたからね。その一方で、情報過多ということもありますよね。
内田 情報がたくさんありすぎて、どれを選択したらいいかわからなくなったり、情報に過敏になりすぎたり……。トライしてみてうまくいかなかったら、1回やめて考えてみることも必要かもしれませんね。正しい情報や自分に合った方法を選択するためにヘルスリテラシーを持つことが大切ですね。そんな時に、堀井さんの更年期について発信する記事を読んだり、先輩方の話を聞いたりすると、一緒に乗り越えていく気持ちになれて救われています。
堀井 更年期について誰かと話すことでひとりじゃない、私だけじゃないんだということに気づけるって大事。妊娠やメタボリックシンドロームなどは社会のフォローアップがあるけれど、更年期症状については、社会的なフォロー体制がまだないような状態ですから。更年期世代の女性だけでなく、家族や職場のまわりの人たちも更年期を知って、正しく理解してくれることも大切ですね。
内田 企業の取り組みが増えることは大切で、願いでもあります。女性という性は、毎月の生理、妊娠、出産、更年期と、女性ホルモンの揺らぎがあって負担も大きいから、男性の方たちが手を差し伸べてくださると心強いです。
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