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【インタビュー】こわもてのマ・ドンソクはひよこが弱点!? 映画『犯罪都市 PUNISHMENT』大ヒット公開中!【伊藤さとりのシネマでぷる肌‼】

執筆者:伊藤さとり

マ・ドンソクさんご本人に迫る!

伊藤 熱血刑事マ・ソクトを演じていますが、マ・ドンソクさんは、正義感は強い方ですか?

マ・ドンソク マ・ソクトとマ・ドンソクには似ている面が多いです。私が「こうであったらいいな」という刑事の姿が彼の中に盛り込まれています。時には人間的だったり、くじけそうになったりしても、自分が考える正義のために孤軍奮闘し努力する姿がよく似ています。

伊藤 マ・ドンソクさんが世界的に活躍する仕事を続ける上で、大切にしている3つのことを教えてください。

マ・ドンソク 映画に対する愛情と、ボクシング、家族たちです。『犯罪都市』シリーズをはじめ、製作に参加し、出演した映画は、私の魂と体を削りながら作り上げてきました。長年俳優として生きてきた中で得た経験と夢見てきたことすべてを注ぎ込んだ愛情の結果だと思います。また、幼い頃からボクシングを練習し、しっかり基礎を築いてきたので、観客を楽しませるアクションができます。いつも新しく痛快なアクションを観客に見せるため、今も常にトレーニングしています。最後に、今までいつも私を応援し、支持してくれた妻と家族も本当に大切です。彼女たちがいるから、苦しくて疲れても元気を出して、さらに頑張ることができます。

伊藤 本ウェブサイト「GLOW」は「輝き」を意味しますが、マ・ドンソクさんが「輝いている」と思う人はどんな人ですか?

マ・ドンソク 私が考える「輝いている」人は常識を守りながら平凡に生きている方々です。平凡に生きることは容易なことではありません。だから、そういう人たちをいつも応援したいと思っています。

伊藤 日本でもマ・ドンソクさんは「可愛くて強い」と大人気の無敵キャラですが、自分で欠点だと思うところはあるんでしょうか。

マ・ドンソク そんなふうに見てくださってありがたいです。私も人間なので弱点があります。小さな生命体に弱いです。例えば、ひよこのような弱い生き物はどう扱ったらよいかわかりません。扱い方を誤ると、壊れてしまうのではないかと怖くて。

伊藤 今の時点でいつか成し遂げたいことを教えてください。

マ・ドンソク これまでと同じように、多くの観客に楽しさを与え、見るだけで幸せになるような作品をずっと見せていきたいです。そして、私が運営しているボクシングジム(ビッグパンチボクシングクラブ)もうまくいってほしいです。

この記事を書いた人

映画評論・映画パーソナリティ・心理カウンセラー 伊藤さとり

SPECIALIST

映画評論・映画パーソナリティ・心理カウンセラー

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邦画、洋画問わず年間500本以上の映画を鑑賞。映画舞台挨拶や完成披露会見等のMCを数多く担当している。また、心理学的な視点からも映画を解説。12月に新著は『映画のセリフで心をチャージ 愛の告白100選』(KADOKAWA)。「ぴあ」、「otocoto」でのコラム連載や、YouTube「新・伊藤さとりと映画な仲間たち」、「めざましテレビ」「ひるおび」での映画コーナー等、幅広いメディアで映画を紹介。映画と、映画に関わる全ての人々を愛してやまない映画人。

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