【神崎恵】男子3人の母、大変だけど楽しい「子育て」の極意3か条!【酸いも甘いもオンナの醍醐味】
執筆者:土谷沙織
【子育てで意識していること3つ】
偉そうなことはいえませんが、私の子育ての極意は、1:あらん限りの愛情表現、2:親といえども距離を保つ、3:後ろで手を組んで見守る、ということでしょうか。
1の愛情表現については、たとえばPTAの役員やボランティアは率先してやってきました。間接的かもしれませんが、「私はあなたたちに関わりたい」という想いが少しでも子どもたちに伝わってくれればと。それに、私自身も親御さんや学校との素敵な絆ができました。それから、料理。仕事で遅くなる長男、学校やバイト後の次男、夕方過ぎにはお腹をすかせる3男。一緒に食卓を囲めないときは、それぞれにその都度、ごはんを作ります。温かいものを食べてほしいし、お互いに向き合える貴重な時間でもあるから。
[子育てのヒントをもらう愛読書]
「友人からすすめられて読んだ本には、ハッとさせられる言葉が詰まっています。“愛”とはいろいろな形があると思いますが、親から子への“愛”と、私が解釈して読み進めた部分があり、深く納得した1冊です」(神崎さん)
『愛するということ』エーリッヒ・フロム[著]/鈴木 晶[訳]1430円(紀伊國屋書店)
この記事を書いた人