【自律神経が整う片付け】バッグや財布は使いやすさで断捨離! 中身の整理も大事! 小林弘幸『捨てる勇気100』
執筆者:GLOW編集部
自律神経を整えるためには、様ざまなものを手放すことが大事。小林弘幸教授の著書『捨てる勇気100』から、12月の大掃除でトライできる片づけるべきものを紹介! 今回は毎日使うバッグや財布の整理について。
☑そもそも、自律神経って何?
『私たちは毎日、手や足などを自分の意思で動かしながら生活をしていますが、一方で内臓や血管などは自分の意思で動かすことはできません。
このような「自分の意思で動かすことができない部分」をコントロールするのが自律神経の役割。~中略~自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2つがあります。この2つは車の「アクセル」と「ブレーキ」にたとえることができ、運動をしたり興奮したときに交感神経が高まり、逆にリラックス状態のときには副交感神経が高まるようになっています。
このサイクルが乱れると、夜に眠れなくなったり、逆に日中に頭がぼうっとしたり、なんとなく心や体の調子が悪いと感じるといった数々の不調につながるのです。』(『捨てる勇気100』より)
全身をめぐり、呼吸や消化、代謝、排尿・排便など生きるための基本の機能を司る自律神経。意識して整えたい。40代におすすめの捨てたいものを紹介!
【身の回りの物の捨て方】
009 使いづらいバッグや財布を捨てる
自宅や仕事場、クローゼットと同じように、普段持ち歩くバッグの中身も片づけて整理しておきましょう。まず、いったんバッグの中身を全部外に出し、よく使うものや必要なものと、必要のないものや使う機会がほとんどないものの2つに分けます。そして不要なものを処分し、必要なものは小分けにしてすぐに取り出せるようにします。
こうして整理していると、そのバッグが本当に使い勝手がいいのかどうかがわかってきます。必要なものを分類して入れられるかどうか、欲しいものがすぐに見つかるかどうかといったことを考えたとき、いくら整理してもうまくいかない、中身が探しにくいバッグは使うのをやめましょう。「バッグの中を探す」というちょっとした行為でも、使いにくいバッグを使っていると、目当てのものが見つからずに焦るようなことが多くあります。それを繰り返しているうちにストレスの原因となり、自律神経を乱す結果を招くのです。
財布も同様に、中身を整理しながら、その財布が本当に使い勝手がよいものかどうかを見直してみましょう。必要のないレシートやポイントカードがぎっしりと詰まった財布や、必要なカードがなかなか取り出せない財布もストレスの原因になります。バッグや財布は週に1度でいいので不要なものを一掃する機会をつくるといいでしょう。財布に関しては毎日でもいいぐらいです。 部屋やクローゼットと同様に、バッグや財布などの持ち物が最適化されることで、つまらないストレスから解放されるはずです。そうすることで自律神経のバランスも整い、仕事のパフォーマンスや免疫力の向上にもつながるのです。
☑バッグは定期的に整理し、使いにくければ替える
※『捨てる勇気100』より
物が見つからない、どこにしまったっけというイライラは地味だけど立派なストレス。ぜひチェックを。バッグや財布にも、使わないのに入れっぱなしのものがたくさんあるはず!
『捨てる勇気100』
順天堂大学医学部教授
小林弘幸
勇気を持って「捨てる」ことで、人生を輝かせるメソッド集。自律神経の名医・小林弘幸教授が考案した、自律神経が整う新メソッド100本を公開。
第1章 身の回りのものを捨てる、第2章 生活習慣を捨てる、第3章 これまでの考え方やクセを捨てる、第4章 食事の常識を捨てる、第5章 人間関係を捨てるの全5章。物理的、心理的に捨てることで健康に!
単行本1430円、Kindle版(宝島社)
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