【自律神経を整える】長期休みの過ごし方! 最終日にすべきこと教えます! 小林弘幸『捨てる勇気100』
執筆者:GLOW編集部
自律神経を整えるためには、様ざまなものを手放すことが大事。小林弘幸教授の著書『捨てる勇気100』から、手放したいものを紹介! 今回は長期休暇の過ごし方。冬休みに実践したい!
そもそも、自律神経って何?
『私たちは毎日、手や足などを自分の意思で動かしながら生活をしていますが、一方で内臓や血管などは自分の意思で動かすことはできません。
このような「自分の意思で動かすことができない部分」をコントロールするのが自律神経の役割。~中略~自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2つがあります。この2つは車の「アクセル」と「ブレーキ」にたとえることができ、運動をしたり興奮したときに交感神経が高まり、逆にリラックス状態のときには副交感神経が高まるようになっています。
このサイクルが乱れると、夜に眠れなくなったり、逆に日中に頭がぼうっとしたり、なんとなく心や体の調子が悪いと感じるといった数々の不調につながるのです。』(『捨てる勇気100』より)
全身をめぐり、呼吸や消化、代謝、排尿・排便など生きるための基本の機能を司る自律神経。意識して整えたい。40代におすすめの捨てたいものを紹介!
捨てたい生活習慣
039 長期休みを最後の最後まで堪能するのをやめる
「休みボケ」という言葉がありますが、年末年始やゴールデンウィークなどの長期間の休みを経ると、休み明けはどうしても仕事のエンジンがかかりにくくなるものです。こうした休みボケを避け、すぐに仕事モードに入るようにするためには、休み方にコツがあるのです。
ポイントは休みの最終日の過ごし方。「せっかく取れた休みだから、最後の最後の時間まで満喫したい」と思うのも当然のことですが、そこは我慢して、最終日は「準備の日」にするのです。
最終日にほんの少しでも仕事の要素を入れると、休み明けの瞬間から仕事モードに切り替えやすくなります。
仕事で使う資料の用意や、スーツや靴のお手入れでもいいでしょう。会社に出勤する代わりに、近くのカフェに出かけて、1時間程度でいいので軽く仕事をするのも有効です。このときは、メールチェックなどの簡単な作業で構いません。 あくまで仕事モードに切り替えやすくするためのきっかけづくりなのです。
起床時刻を意識するのも大切です。長期間の休みの間は生活が不規則になりがちで、起床時刻が遅くなる人も多いでしょう。起床時刻が遅くなることで、体内時計が狂うという問題も起きてしまいます。休日の最終日だけでも、起床時刻を平日と同じにしましょう。
長期間の休みの最終日に、「仕事の準備をする」「軽い仕事をする」「起床時刻をいつもどおりにする」ということを心がけると、休み明けから仕事モードに入りやすくなります。取り入れやすいものからぜひ実践してみてください。
☑連休最終日を翌日の準備にあてる
※『捨てる勇気100』より
職場によっては最大9連休となる2024年から2025年の年末年始。休みを引きずらずに仕事始めできると効率的に働けそう。
『捨てる勇気100』
順天堂大学医学部教授
小林弘幸
勇気を持って「捨てる」ことで、人生を輝かせるメソッド集。自律神経の名医・小林弘幸教授が考案した、自律神経が整う新メソッド100本を公開。
第1章 身の回りのものを捨てる、第2章 生活習慣を捨てる、第3章 これまでの考え方やクセを捨てる、第4章 食事の常識を捨てる、第5章 人間関係を捨てるの全5章。物理的、心理的に捨てることで健康に!
単行本1430円、Kindle版(宝島社)
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