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【自律神経を整える】苦手な人に対する正解は? 小林弘幸『捨てる勇気100』

執筆者:GLOW編集部

自律神経を整えるためには、様ざまなものを手放すことが大事。小林弘幸教授の著書『捨てる勇気100』から、手放したいものを紹介! 今回は苦手な人対策。


そもそも、自律神経って何?

『私たちは毎日、手や足などを自分の意思で動かしながら生活をしていますが、一方で内臓や血管などは自分の意思で動かすことはできません。
このような「自分の意思で動かすことができない部分」をコントロールするのが自律神経の役割。~中略~自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2つがあります。この2つは車の「アクセル」と「ブレーキ」にたとえることができ、運動をしたり興奮したときに交感神経が高まり、逆にリラックス状態のときには副交感神経が高まるようになっています。
このサイクルが乱れると、夜に眠れなくなったり、逆に日中に頭がぼうっとしたり、なんとなく心や体の調子が悪いと感じるといった数々の不調につながるのです。』(『捨てる勇気100』より)

全身をめぐり、呼吸や消化、代謝、排尿・排便など生きるための基本の機能を司る自律神経。意識して整えたい。40代におすすめの捨てたいものを紹介!

人間関係を捨てる

084 苦手な人と接する時間を捨てる

「この人苦手だな」と感じることは、誰もが経験することではないでしょうか。苦手な人と接する時間はストレスがたまりますし、仕事においてはパフォーマンスの低下にもつながり、いいことがありません。 

苦手な人とはできるだけ、関わる時間をなくしていきましょう。仕事上、どうしても関わる必要がある場合は、メールやチャットツールといったテキストコミュニケーションを用いる、ランチ会や飲み会の席では近くに座らないなど、直接関わる頻度を少なくするように意識してみてください。 

「苦手な人とは物理的な距離を置くようにする」ということを意識すれば、自分の行動スタンスを確立でき、苦手な人と接するストレスから解放されます。 

しかし実際には、「苦手な人と円滑にコミュニケーションをとるにはどうしたらいいか」というように「苦手な人への対処法」を考えてしまう人が多いように感じます。この考え方は、苦手な人との時間が多くなることでストレスが増すばかりか、苦手な人へご機嫌取りをしている自分に嫌気が差してしまうことにもなりかねません。

「苦手な人への対処法」ではなく、「苦手な人といかに接する時間を少なくするか」を意識することが重要となります。ここで気をつけないといけないのは、相手や周囲の空気に負けないようにすることです。周囲の空気感に気を使ってしまい、結局苦手な人との関わりを減らせないケースがよくあります。

相手や周囲にどう思われようが、気にしないスタンスを貫く。これこそが苦手な人との関わりを捨てる大事な心構えです。 

☑「どう接するか」より接点を減らす努力をする
※『捨てる勇気100』より

確かに、苦手な人との接し方ばかり考えてしまいがち。関わらないようにして自分を守ろう!


『捨てる勇気100』

小林弘幸の書籍『捨てる勇気100』

順天堂大学医学部教授
小林弘幸

勇気を持って「捨てる」ことで、人生を輝かせるメソッド集。自律神経の名医・小林弘幸教授が考案した、自律神経が整う新メソッド100本を公開。
第1章 身の回りのものを捨てる、第2章 生活習慣を捨てる、第3章 これまでの考え方やクセを捨てる、第4章 食事の常識を捨てる、第5章 人間関係を捨てるの全5章。物理的、心理的に捨てることで健康に!
単行本1430円、Kindle版(宝島社)

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この記事を書いた人

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