「40代の睡眠」ぐっすり眠るために日中に心がけたいことは?専門医に聞いた4つの習慣
執筆者:夏目 円
【習慣2】朝食はトリプトファン豊富な大豆製品を使った和食が◎
食事から摂ったトリプトファン→セロトニン(心身のバランスをコントロール)→メラトニン(夜になると分泌され睡眠を促す)へと変化
「朝食にトリプトファンを含む食材を摂ると、これが体内でセロトニンに変わり、さらに夜にはメラトニン(睡眠ホルモン)に変化。トリプトファンは大豆製品に多く含まれる」と白濱先生。このほか、セロトニン合成に必要なビタミンB6や糖質もあると望ましいので、焼き鮭、味噌汁、納豆、白米といった和食は良質な睡眠を得るためには理想的。
【習慣3】ベッドから出たらカーテンを開けて朝日を浴び、体内時計をリセット
先ずはカーテンを開けて1日をスタート!
「朝日を浴びると交感神経がスムーズに働きはじめ、体内時計もリセットされて正常に動き出します。気持ちも前向きになって、1日を快適にスタートさせることができるのです」(小林先生)。朝に光を浴びることは、夜眠るためのメラトニン分泌にもよい影響が。余裕を持って起床し、まずはカーテンを開けることを習慣にしよう。
【習慣4】仮眠の前のミルクティーで 30分の昼寝でもすっきり!
昼間の仮眠も上手く活用して!
「牛乳に含まれる成分・トリプトファンは、快眠に必要な必須アミノ酸のひとつ。そして紅茶のカフェインは目覚めるのに必要で、およそ20~30分後に脳に効果が現れます。これが一杯のミルクティーの効果。コーヒー党は、カフェラテでも大丈夫」(小林先生)。日中に眠気を感じたら、この方法で昼寝を。
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この記事を書いた人
美容ライター。2023年4月よりメルボルンに移住、シティからトラムで20分、ビーチから徒歩10分という絶好のロケーションのアパートに娘と二人暮らし。50歳にして味わう初体験の数々に驚きと戸惑い、さらに興奮を隠せない日々が続くも、第二の人生をとことん楽しんでいる。母娘移住のきっかけ、日常のあれこれは毎週金曜日「note」にて更新中。
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