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稲垣吾郎は映画館で鑑賞済み! 今泉力哉監督はとっておきの見どころを発表! 中村ゆりは友達みたいな夫婦が理想! 映画『窓辺にて』公開御礼舞台挨拶レポート

執筆者:GLOW編集部

窓辺にて

稲垣吾郎さん主演×今泉力哉監督の映画『窓辺にて』の公開御礼舞台挨拶が11/17に行われ、連載『稲垣吾郎のSALON de 大人男子。』でご登場頂いている雑誌GLOWももちろん駆け付けました! 稲垣吾郎さん、中村ゆりさん、今泉力哉監督が登壇のイベントの様子をご紹介!


11/17、今泉力哉監督と稲垣吾郎が初タッグを組んだ映画『窓辺にて』の公開御礼舞台挨拶が全国117館の中継もあわせて行われた。今回の舞台挨拶は公開後ということもあり、鑑賞済みのお客様も多数。MCはこちらGLOW Onlineの映画コラム連載でもおなじみ伊藤さとりさん!
冒頭に伊藤さとりさんが稲垣さんの役をフリーライターの市川茂巳と紹介するところをフリーターと間違えてしまい、稲垣さんが「フリーターいいですね! フリーターになろうかな」とツッコみつつスタート。

窓辺にて

※おふたりともFENDIがお似合い!

窓辺にて

11月4日公開とあり、すでに登壇の3人も作品の感想を目にしているという。

稲垣 みなさんから暖かい色んな感想を楽しみながら。僕も実際映画館にも行きましたし。映画館……映画館行きましたよ。不思議ですよね、あーなんか自分がいる!って感じ。映画館で観てくださっているみなさんの後頭部を観ながら映画を観るのもすごく特別な時間。

今泉 バレませんでした?

稲垣 あ、バレないですね。フリーターみたいな雰囲気で変装して行ったんで(会場笑い)。市川茂巳という役は変わっているというかあまりみなさんに共感してもらえるような役ではないのかもしれないんですけれども、そんな役でも僕が演じることによって感情移入して観て頂けるのかなと、そういう感想も頂きましたし。今泉監督の作品と、僕稲垣吾郎との相性がとてもいいぞと言ってくださる映画ファンの方もいてくださって本当に嬉しいですね。

中村 知り合いのライターの方が見てくださって、「当時自分が整理が付いていなかった気持ちが、私あの時こう思っていたんだと気づいて涙が出た」と仰ってくださって、それって自分が映画を観ていたとしたらすごくいい映画体験だなと思ってすごく嬉しい気持ちになりました。この映画の感想はSNSを結構見ましたね。

今泉監督と稲垣吾郎

MC 監督も相当チェックされてたと思いますけど。

今泉 めちゃくちゃチェックして。一個だけメモってきちゃって。

稲垣 何の紙を持ってるのかなって。

ここでラジオに届いたという鑑賞済みの男性の感想、「僕は稲垣さん演じる茂巳が最後まで誰からも共感されていないという事実がとても心に残りました。茂巳を俯瞰で見る僕ら観客は彼を肯定し、愛おしがることができるのですが、茂巳の日々を構成する周りの人たちは誰も彼の感情や悩みを肯定することができません。それはとても孤独なことだと思います。(中略)茂巳は僕たち観客の存在を知りません。僕らの日々の生活にはそもそも観客がいません。でも生きていく。その姿がこんなにも美しく尊いのだから。そんな決意を持った映画だと感じました。とても素晴らしかったです」と読み上げる今泉監督。会場からは大きな拍手が。

稲垣 嬉しい。

中村 うーーーー素晴らしい。

今泉 自分が作っていても、観客は登場人物がうまくいっていない時間を見つめることでその存在を逆に肯定してくれることでそれが翻って、映画を観ている人もうまくいっていない日々が愛おしいものになればなと思って映画を作っていたのですごく届いた気がして。

MC 自分ごとになる映画ということですね。

今泉 万人に理解じゃないかもしれないけど、届く人には自分ごとにいちばん深くなるかなと。

稲垣 茂巳だけじゃなく色んなキャラクターがいてそれぞれ違う悩みを抱えているので。

今泉 まったく茂巳を理解できない人にはラストシーンでスッキリすると言われることも。

【稲垣さんの素のような茂巳の見どころを今泉監督が教えてくれた!】

今泉力哉監督

MC 稲垣さんのMCやラジオのお仕事などは役作りに影響ありましたか。

稲垣 茂巳はもともと小説を書いていたけどジャーナリスト。冒頭でもインタビューしてるシーンとかも。最近はMCのお仕事、ラジオ、対談も増えてきていてすごくうれしいですね。昔はMCの仕事は今ほどなくて。どちらかというと5人グループの一番端っこでおとなしくしてて前髪いつも気にしていたミステリアスな感じだったんですけど。最近は意外とよくしゃべるなって。そこは茂巳とかぶるかどうかはわからないですけど。自分を見てるみたいだなと思う場面がいっぱい。「演じていないんじゃないの」と言われることも。最高の誉め言葉でもあるんで。

中村 自分が予想していなかった役の感情を稲垣さんに引き出してもらったところがすごく多かったです。

今泉 中村さんがおっしゃっていたのは夫婦の長いシーン。台本読んでというより向き合った時の感情が出たと話してくださって。稲垣さんのシーン2か所面白い場所があって。パフェを食べているシーンでこっそりダンサブル吾郎と呼んでいるシーンが。「僕は僕より」と言ってる時にちょっと体が揺れるんで。絶対注目してほしい。あともう一か所、トランプしている時に、玉城ティナさんが「Lemon」を口ずさんだ時トランプを持っている手がリズムを刻んでいる。音が頭で流れているのかなって。2回以上観る方はぜひ楽しんで。初見の方は忘れてください。

稲垣 結構自分は記憶にないんですよ。今回そう言われることが多くて。Abemaの「7.2」の番組ででゆりさんに出演して頂いてVTRが流れた時、パフェをおさえながらしゃべっていたのを香取慎吾君が「吾郎ちゃんじゃんって」。全く覚えていなくて。「Lemon」の手拍子もそうだし、パフェもそうだし、ダンサブル吾郎も。やっぱり踊り大好きなんで。

今泉 そこ(踊り)脚本に盛り込めなかった。写真は盛り込んだけど。

稲垣 踊れって言われると踊りたくなくなるんですけど。そういうのが自然と出てきちゃう素の自分が。演じてないのかな。


【夫婦役の中村さんと意気投合!?】

窓辺にて

MC 稲垣さん、中村さんに理想の夫婦像を教えてほしいです。監督はご結婚されていますから。

稲垣 独りだからね。偉そうに言っても説得力が全くない。

中村 友達みたいな、なんでも話せて、寄りかかり合いすぎないでお互い自立して。機嫌の悪さとかもあんまり出さずに楽しく友達みたいにいられるのが理想ですね。

稲垣 そっか、いいなと思って。なんでも機嫌の悪さとかそういうのを伝えられるような相手がいいのかなと思っちゃう時もあるじゃないですか。

中村 でももう大人同士だから。

稲垣 そうだね。だって今から結婚とかしたら、すごく相手の方に気を使っちゃいそうですよね。無邪気でいられますか。

中村 無邪気でいられる相手がいいですけどね。

稲垣 無邪気でいられるけどある程度は距離も。

中村 互いに機嫌よくいられる相手。どうでしょう。

稲垣 僕もそういう形がいいな。家族だけど他人としても認めていて。それで同じような趣味とか、お友達でいられる。あ、ゆりさん、気が合いますね。

中村 ありがとうございます。

今泉 インタビュアーでしたね。

中村 いますごくしゃべってしまいました(笑)。引き出し方が素晴らしい。

MC もし夫婦になったら理想のデート、やってみたいことはありますか?

稲垣 お友達みたいな関係、趣味を共有できるのは楽しいですね。趣味とかが合わないとね、食事の趣味とか温度とかね、部屋の温度とか。

今泉 部屋のほう!?(笑) 気持ちじゃなくて。

稲垣 27度と22度じゃ違う。

今泉 今日暖房入れてたんですよ、部屋。奥さん帰ってきて「すごい暑い」って言われて。すぐに暖房止めてました。

稲垣 監督寒がりなんだ。

今泉 ぜんぜん大丈夫でした。揉めはしなかったけど。

稲垣 なんかいいですね。そういう監督みたいな夫婦の感じ。

中村 ほっこりなエピソード♡

今泉 どっちがいいか難しいですよね。家族にだけ全部さらけ出したり、中村さんの言っていたことも確かにそうだし。自分は外ではあんまり感情を出さないけど、家とかだけは機嫌悪くなっちゃうときあったりして。

稲垣 そうなんですよね。歯止めが効かなくなっちゃいそう。わがまま言える、喜怒哀楽を全面に出せるといやな自分も出てきそうで。

今泉 最後に行きたい場所聞きたいです。デートで。

稲垣 一緒に何かを乗り越える、達成する。山登りとか。

中村 機嫌悪くなりそう、互いに。富士山登ったことあるんですけど、もうね思いやれない。自分で精いっぱい。

稲垣 夫婦でフルマラソンとか。

中村 うわー。ひとりで走ってきてってなるかも。

稲垣 自分が遅れていても先行かれてもいいということですよね。夫婦だから絶対二人三脚でみたいじゃなく。わかる。僕もそうかもしれないです。

MC 夫婦って深いということですね。あっという間にお時間になりました。最後にメッセージを。

稲垣 今日はありがとうございました。人間て愛おしいなと思える、素敵な、僕も大切な作品に仕上がりました。もし気に入っていただけたら、今まで観た大切な映画ってみなさんいっぱいあると思うんですけど、その仲間入りにして頂けたら僕も嬉しく思っております。またこうやってお会いできる日を楽しみにしております。


絶賛公開中! 『窓辺にて』

【あらすじ】小……。

2022/日本/143分

監督・脚本:今泉力哉 
出演:稲垣吾郎 
中村ゆり 玉城ティナ 若葉竜也 志田未来 倉 悠貴 穂志もえか 佐々木詩音
斉藤陽一郎   松金よね子
音楽:池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)
主題歌:スカート「窓辺にて」(ポニーキャニオン/IRORI Records)
配給:東京テアトル
英語タイトル:by the window
撮影:2021年7月、都内近郊にて撮影
©2022「窓辺にて」製作委員会

窓辺にて公式サイト

この記事を書いた人

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