皮膚障害に悩んだ毎日。韓国財閥令嬢の起業家チェ・ムンソンが行き着いたお守りコスメと愛おしい日常
執筆者:橋本優香
マーケティングより「肌のため」を最優先。タリダクムの引き算哲学
韓国の限られた地域に自生する希少な白タンポポに着目。7年以上に及ぶ植物細胞培養技術の研究を経て、独自成分「HM+Dandelion™」を開発。高密度の有効成分が、乾燥や環境ストレスで揺らぎやすい肌のバリア機能を力強くサポート。
伝統を受け継ぎ、今の時代に合う形へと進化させる。そんなものづくりに惹かれるチェさん自身もまた、確かな価値を未来へつなぐブランドを育てています。
「私のスキンケア哲学は、最初から大層なものではありませんでした。出発点は、『これは本当に効果があるの?』という疑問。市販品に答えがあれば、自分で作ろうとは思わなかったはずです」
ただ、自分や、同じ肌悩みを抱える人のために何かできないか。そう考え、ブランドを立ち上げる前に始めたのが原料の研究でした。注目したのは白タンポポ。他では代替できない効能を追求し、そのフィトプラセンタ(植物プラセンタ)に独自の可能性を見いだして特許技術へと昇華させたことで「Talitha Koum(タリダクム)」が誕生。
「製品づくりで大切にしているのは、マーケティングではなく、本当に肌のためになるか。医師との対話を重ね、必要なものだけを厳選する“引き算の設計”にたどり着きました。目指すのは、塗る保湿を超えて、自ら整う肌へ。何かを足し続けるのではなく、肌本来のバリア機能を信じ、その自生力を支える。それが、私たちのスキンケア哲学です」
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