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【冬のホットフラッシュ対策】暑いと思ったら寒い!を快適に過ごせるインナー選び【ヴィーナスちゃんがゆく!】

執筆者:ヴィーナスちゃん

ヴィーナスちゃん

更年期(ヴィーナス)期の女性が知りたいことや疑問を、特命調査員ヴィーナスちゃんが調査!
今回は真冬のホットフラッシュの改善について。あったか下着を着ているところにホットフラッシュが襲ってくると暑さMAX! と思ったら今度は汗が冷えてめちゃくちゃ寒い。体感温度が乱高下する真冬のホットフラッシュを快適にするインナーの選び方をグンゼ QOL研究所企画調査室 室長 上島進さんに教えていただきました。

※GLOW世代特有の体の変化期である更年期を「ヴィーナス期」と名付けています。

さらっと肌着に、汗を吸うインナーを重ねて

ヴィーナスちゃん(以下) 
冬場のホットフラッシュはまさに地獄なのですが、どんな肌着を選ぶといいでしょうか?

上島さん(以下) 
さらっとした触感で速乾性に優れているものがベターです。汗を素早く吸収して熱やベタつきを感じにくくするとともに、吸った汗を放出することで快適に過ごせます。11月に発売したさらっとタイプの前開きハーフトップは、年齢に関わらずホットフラッシュに悩む乳がん患者さんの声がヒントになりました。

 
なるほど! 涼しい素材=夏物ではなく、汗が出るならそれに対応したものということですね。ハーフトップに重ねる肌着はどんなものがいいですか?

 
汗をよく吸って、素早く放出するジャストサイズのものがいいですね。インナーが湿ったままだと冷えを加速し、ブカブカだと汗を吸いにくい。生地の編み方なども関係するのですが、アクリルやポリエステルなどは汗を吸いにくいものも。また綿は汗をよく吸いますが、放湿能力は低い。再生繊維のレーヨンは木材が原料で、吸水・放湿に優れています。レーヨンと綿、伸縮性のためのポリウレタンの混紡素材がおすすめです。

賢いインナー選びで
汗対策と寒さ対策を上手に両立!

グンゼ 下着 ハーフトップ

さらさらタッチ&汗が乾きやすい

辛い冬のホットフラッシュに合わせて11月に発売。ひんやり触感が急上昇する熱を緩和。メディキュア 前あきハーフトップ(さらっとタイプ) 3300円(グンゼ)

グンゼ 肌着 更年期対策

吸湿&放湿が得意なインナーを重ねるのがおすすめ

縫い目が肌を刺激しない完全無縫製の8分袖インナー。レーヨン50%で着用時に自然な温もりがある。メディキュア8分袖インナー 3080円(グンゼ)

グンゼ 肌着 消臭インナー

汗のニオイ対策に!

ホットフラッシュが過ぎたあとの汗のニオイ対策には消臭素材のインナーがイチオシ。わき汗パッド付きでほどよい暖かさ。DEOEST消臭インナーWARM(8分袖)*汗取りパッド付き 3872円(セーレン)

グンゼ 肌着 汗シミ対策

止まらない汗の汗ジミ対策に

顔や胸もとの汗も気になるけれど、いちばん厄介なのはわき汗! わきから腕、背中近くまで広がるパッドが服への汗じみを防ぐ。吸湿・発熱、保温機能の生地で暖かい。大きな汗取り付8分袖インナー2290円(セシール)

☑ヴィーナスちゃんの調査結果

ホットフラッシュ対策の極意は、汗を吸って放出するインナーにあり! 暑さから一刻も早く脱出するには肌着は涼しくして、服やアウターで防寒するのが賢い選択。これで電車内や仕事場の暖かすぎる温度設定にも対応できます。


【ガイド】

グンゼ 上島進さん ホットフラッシュ対策

グンゼ QOL研究所
企画調査室 室長 上島 進さん 

大学病院の皮膚科と臨床研究を行うなどQOLを高める肌着を追求。肌トラブルや術後のセルフケアを支援する「メディキュア」では肌ざわりのよさを実現。

イラスト=二階堂ちはる 取材・文=黒川ともこ ※GLOW2023年2月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。

この記事を書いた人

GLOW編集部所属の女の子。ホルモンバランスや体型の変化など、様ざまなお悩みを抱えがちなヴィーナス期(更年期)の女性が知りたがっていることや疑問をリサーチしている。

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