【発酵レシピ】手作り[塩麴サラダチキン]でヘルシーに! 応用「トマトカオマンガイ」も絶品【榎本美沙の簡単主役ごはん】
執筆者:榎本 美沙
料理家・発酵マイスターの榎本美沙さんの塩麹を使ったレシピ。今回はつくりおきできる「塩麹サラダチキン」とそれを使ったトマトカオマンガイのレシピをご紹介! 鶏むね肉は、脂質が少なく低カロリー、高タンパクでヘルシーだけではなく、疲労回復や抗酸化作用にも優れていて、脳疲労の回復にも効果的。夕食に鶏むね肉を100g追加するだけで、睡眠中の疲労回復力が高まり翌朝に疲れを持ち越しません。
【塩麹サラダチキン】
〈材料〉(作りやすい量)
※保存期間はお肉がひたる量のゆで汁ごと容器に入れ、冷蔵庫で3日ほど
鶏むね肉……2枚(600g)
塩麹……大さじ5
酒……大さじ2
【作り方】
- 鶏むね肉は全体にフォークで穴を開け、ジッパー付き保存袋に入れる。塩麹を加えて揉み、ひと晩おく。
- 鍋に1を皮目を下にして塩麹ごと入れ、水を1リットル程度肉にかぶるくらい注ぎ、酒を加えて弱めの中火にかける。
- 小さな泡が出てきたら弱火にし、4~5分加熱する。上下を返してさらに4~5分加熱し、再び上下を返したら火を止めて蓋をし、そのまま30分おく。
応用レシピ【塩麹チキンのトマトカオマンガイ】
〈材料〉(2~3人分)
米……2合
塩麴サラダチキン……1枚
塩麴チキンのゆで汁……適量
しょうが(皮ごと薄切り)……3~4枚
ミニトマト……12個
長ねぎ……5㎝
A[ナンプラー、酢……各大さじ1
砂糖、ごま油、水……各小さじ1]
パクチー……適量
【作り方】
- 炊飯器の内釜に、研いで水を切った米を入れ、2合の目盛の2mmほど下までゆで汁を注ぐ。しょうが、ミニトマトをのせて炊飯する。
- 長ねぎはみじん切りにし、Aと合わせてたれにする。塩麹チキンは食べやすい大きさに切る。
- ごはんが炊き上がったら塩麹チキンを入れて、肉が温まるまで蒸す。ごはん、ゆで鶏、パクチーを盛り付け、たれをかける
【教えてくれたのは】
料理家・発酵マイスター
榎本美沙さん
発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルな料理が人気で、雑誌や書籍、TVなどへのレシピ提案などで活躍中。YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」は、登録者25万人を超える。著書多数で、『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と渓谷社)が4月より発売中。
撮影=目黒智子 スタイリング=今田愛 文=土谷沙織 ※GLOW2023年5月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
この記事を書いた人
発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが人気。『今すぐ始められる、毎日続けられる。ゆる発酵』(オレンジページ)、『からだが整う“ひと晩発酵みそ”』(主婦と生活社)など著書も好評。
YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」もチェック!
- Website https://www.futari-gohan.jp/
- Instagram @@misa_enomoto