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『自然派ワインをはじめよう』の鈴木純子さんおすすめ! ナチュラルワインを買うならこの6ショップ

執筆者:GLOW編集部

最近話題のナチュラルワイン。でもそれって一体どんな飲み物? オンラインワインショップを営む鈴木純子さん曰く「自由なワイン(Le Vin Libre)とも呼ばれ、既成概念を取っ払って楽しめるワインです」。この夏、”自由”を存分に味わってみませんか?


著書『自然派ワインをはじめよう』で
ナチュラルワインを盛り上げる
ワインショップ「bulbul」店主 鈴木純子さん

アタッシュドゥプレス兼オンラインワインショップ
「bulbul」店主。著書『自然派ワインをはじめよう
“おいしい”を知っている人がこっそり教えるヴァン
・ナチュール68』では、自然派ワインの基本、ワイ
ナリー探訪、自然派ワインを愛する17名のお気に入
りワインを紹介。入門書のような一冊になっている。

https://bulbul.co.jp/wine-shop

ナチュラルワインの基本のき

ナチュラル(自然派)ワインとは?
「原材料のブドウから醸造まですべてが自然で造られるワイン」
有機栽培でブドウを育て、天然酵母でアルコールを発酵させ、酸化防止剤として亜硫酸塩を微量のみ、あるいはまったく使わないで造ります。ナチュラルワインは「何も足さない、引かない」。だからこそ、その年、その土地の光景を切り取ったような味わいが生まれるのです。

オーガニックワイン、ビオワインとの違いは何?
「このふたつは原材料のブドウのみが有機で、自然派とは一線を画すもの」
オーガニックワインとビオワインはほぼ同義語。有機栽培されたブドウを原材料とするのはナチュラルワインと同じですが、このふたつは原材料のブドウのみが有機で、醸造過程で培養酵母や添加物を使っています。このふたつに対し、醸造までも自然であるのがナチュラルワインです。

なぜナチュラルワインはこんなに人気なの?
「自由な楽しみ方が、今の時代にマッチ」
その年の畑を絞ったように作られるワインはアタマではなく五感で楽しむもの。誰の評価でもなく自分のものさしでおいしいと感じることが大事。そんな楽しみ方が、自由で豊かなライフスタイルを目指す時流に合っているのです。

ナチュラルワインの選び方、価格の相場について
「価格は上昇傾向に。ただ、高い=よいワインでもない」
手作業なので1000円台で買えるワインはほぼありません。気象リスクが高まり、世界的な人気とも相まって、年々価格があがる傾向にはありますが、日常のワインだからと価格をほとんど上げない大御所ワイナリーもあり、高い=良いワイン、と一概にはいえません。

保管方法や取り扱いで気をつけること
「11~15℃の、日が当たらない場所で保管。冷蔵庫の野菜室も活用して」
酵母が生きているため温度管理が大切で、11~15℃の日が当たらない場所で保管を。ワインセラーがない場合、湿度が保たれる冷蔵庫の野菜室が最適です。できれば新聞紙を巻いて。スパークリングワインは前日からキンキンに冷やし、瓶を斜めに傾けてゆっくりと抜栓して。

鈴木純子さんセレクトのワイン酒屋 6ショップ

1.京都
ワインの哲学を京都から発信

ワインショップ エーテルヴァイン

取り扱うワインは、土地の持つ歴史や土壌、作り手の哲学が感じられるストーリーがある逸品ばかり。その審美眼にはファンも多数。

↑右アルス・ヘリピンス2017/アルス・ヘリピンス1万2100円    
 左カダルカ2017/マウアー・オスカル4455円

京都府京都市左京区岡崎最勝寺町2-8
☎075-761-6577

Instagram:wineshop_ethelvine

2.福岡
6000本のワインに圧倒される!

とどろき酒店

ギャラリー併設の素敵な店内はお酒がゆっくりと選べるよう配置された作り。貯蔵本数と”好みの1本” のナビゲーションはピカイチ。

↑右ロゼ・ド・クシノマヴロ2020/ティミオプロス2530円 左ピッコラ・ペステ2019/テッレ・ディ・ピエトラ2860円

福岡県福岡市博多区三筑2-2-1
☎092-571-6304

Instagram:todoroki_saketen

3.東京
作り手の人柄が見えるワインがそろう

call

”ミナ ペルホネン” のセレクトショップ。ワインは生産者の人柄や想いが伝わるもの、飲んでいて楽しく面白いと思えるものを提案。

↑右ピノ・グリ レゼルヴ2018 5170円 中央レ・キュム・デ・ニュイ2020 3960円 
左サン・スフル2021 2200円

港区南青山5-6-23 SPIRAL 5F
☎03-6825-3733

Instagram:call.jp

4.東京
妥協なき選定で極上の1本を

natural wine and food shop 3 amours

造り手の畑・技・生活・哲学に共感できることがナチュラルワインの選定基準。究極の1本の発掘に情熱を燃やし続けるショップ。

↑右ボンペシェ ブラン/ボンペシェ2420円 中ミシュラ/ラミディア1760円 左ペキウス/クラーラ・マルチェッリ3080円

渋谷区恵比寿西1-15-9 1F、B1F
☎03-5459-4334

5.東京
角打スペースで至服の一杯も

wineshop flow

「安定感のあるキレイなワインから、ファンキーな味わいのワインまで幅広く楽しめる」というユニークなラインナップが魅力。

 

↑エッシャープ・ディ・ガルン/アンドレ・ロレール3960円

東京都渋谷区西原2-28-3クローバービル B1
☎03-6804-7341

Instagram:wineshop_flow

6.東京
自由に楽しむ感性を重視

eatrip soil

eatrip主催の料理人・野村友里さんが手掛けるグローサリーショップ。丁寧なセレクトから自分らしく楽しめる1本が見つかるはず。

 

↑右モモ
中・左クラフトヴィーノ レモン、ラムネ/ファットリア・アル・フィオーレ

東京都渋谷区神宮前5-10-1表参道GYRE 4F
☎03-6803-8620

Instagram:eatripsoil


撮影=奥田一平 取材・文=吉岡美奈 ※GLOW2022年8月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。

この記事を書いた人

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