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【更年期】雨の日の「頭痛や不調、だるさ」の仕組みと治し方【医師に聞く改善方法】

執筆者:GLOW編集部

[頭痛の対策は鎮痛剤より酔い止め・漢方薬・耳せん]

天気が相手とはいえ、症状を出にくくしたり、症状を改善する手立てはあります。低気圧になるとめまいがひどくなるなら、天気予報をチェックして気圧が変動しそうならば市販の酔い止め薬を服用するのもいいでしょう。酔い止め薬は薬剤師さんと相談して、内耳の調節作用があるものを選んでください。
飲むタイミングですが、とりわけ 夜中は自律神経が無防備になる時間帯ですから、雨が降る前日や前々日の夜中に気圧の変化から身を守るために寝る前に服用するといいですね。気圧の変化で起きる痛みを天気痛といいますが、天気痛の予防に特化した耳せんを夜間につければ予防になります。

絶対に避けたいのは頻繁に鎮痛剤を飲むこと。鎮痛剤で痛みを感じなくするのは緊急のときだけにして、できるだけ根本原因にアプローチするような対処法をすることが重要です。気圧の変化で頭が痛くなるなら、頭痛薬よりも耳の薬を検討してください。むくみ対策には五茶散などの漢方薬を試すのもいいと思います。頭痛が偏頭痛だとわかれば、偏頭痛の薬を服用するのが最善の策になります。


取材・文=黒川ともこ ※2020年12月号より

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