【祝40周年】氷結したNYでゴースト退治!!『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』 3/29公開 【伊藤さとりの映画レビュー】
執筆者:伊藤さとり
映画パーソナリティ・心理カウンセラーの伊藤さとりさんが、お肌も心もぷるっと潤う映画を紹介する連載。今回は、3月29日(金)公開の『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』。可愛くて笑えて怖い、ゴーストバスターズらしさ全開の最新作です。
最新作、マシュマロマンは小さくなって登場!
1984年、驚きの特撮でちょっと怖くて楽しい映画『ゴースト・バスターズ』が世界中の子ども達を夢中にさせました。そこに現れた巨大なマシュマロマンのあまりの可愛さに興奮し、その年の米アカデミー賞では視覚効果賞にノミネート。しかもレイ・パーカーJr.が歌うテーマ曲とMVは多くの若者を熱狂させ、全米No.1ヒットを記録。その後、1989年に続編が公開。ここでは自由の女神がNY市内を歩く姿が映し出されました。やがてリブート版『ゴーストバスターズ』が2016年に公開、ゴースト退治をするメンバーは全員女性、受付担当は『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワースと、オリジナル版と性別を反対にして作られ話題になったのです。
そんな元祖『ゴースト・バスターズ』の生みの親、アイヴァン・ライトマンの息子、ジェイソン・ライトマン監督が1989年公開作の続編として製作した『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(2021)は、2014年に亡くなったハロルド・ライミス演じるオリジナルメンバーのイゴン・スペングラー博士の孫娘フィービーが主人公。孫息子も登場し、子供たちがゴーストバスターズになっていく初々しさや懐かしのメンバー登場もあり、オリジナルファンなら感涙モノの映画だったのは記憶に新しいはず。
この記事を書いた人
邦画、洋画問わず年間500本以上の映画を鑑賞。映画舞台挨拶や完成披露会見等のMCを数多く担当している。また、心理学的な視点からも映画を解説。12月に新著は『映画のセリフで心をチャージ 愛の告白100選』(KADOKAWA)。「ぴあ」、「otocoto」でのコラム連載や、YouTube「新・伊藤さとりと映画な仲間たち」、「めざましテレビ」「ひるおび」での映画コーナー等、幅広いメディアで映画を紹介。映画と、映画に関わる全ての人々を愛してやまない映画人。
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