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【実話映画】6人だけの弱小高校バスケ部の快進撃!『リバウンド』 4/26公開 【伊藤さとりのシネマでぷる肌‼】

執筆者:伊藤さとり

映画『リバウンド』 韓国の高校バスケチームの奮闘

映画パーソナリティ・心理カウンセラーの伊藤さとりさんが、お肌も心もぷるっと潤う映画を紹介する連載。今回は、4月26日(金)公開の『リバウンド』。韓国の弱小高校生バスケチームが奇跡と感動を巻き起こした実話を映画化。実際の高校の体育館でのロケ、選手の髪形や小物などリアルにこだわった映像、ドラマのようなストーリーに熱くなります!


汗と涙と努力と友情、全部詰まったバスケ映画

『THE FIRST SLAM DUNK』(2023)の大ヒットですっかりバスケ映画も見慣れたアナタ。
韓国で大ヒットを記録したウソのようなホントの話、『リバウンド』も是非、観て欲しい! 私が思うにスポーツ映画やドラマって、別にそのスポーツに馴染みがなくともルールが分からなくても大丈夫で、キャラクターが魅力的なら楽しめるんですよ。げんに今、巷で話題のアニメ「ハイキュー!!」だって、私は原作を知らずともバレーをやっていなくとも映画で存分に楽しめましたしね。

映画『リバウンド』 実話バスケットボール

で、話は戻りますが、本作『リバウンド』は弱小高校バスケット部がミラクルを起こした実話の映画化。しかもエンドロール近くから実際の生徒達がプレーした時の写真やら実際のコーチの姿が映るのでそこも見逃さずによろしくデス。

でも何故にこの映画が韓国で大ヒットしたのかを考えると、思いっきり笑えて泣ける感情メリーゴーランド型という点もあると思います。主演の新米コーチ演じるアン・ジェホンはコミカルな演技が得意で、愛嬌ある表情もセリフの間も絶妙。しかも良いことを言うんですよ。特に「一緒に成長しよう」と生徒をスカウトする際のセリフはこの映画のテーマそのもの。若かりし頃、バスケ選手でありつつもコーチ未経験の主人公が、リサーチにリサーチを重ね、ヘッドハンティングの電話を何件もしたり、実際に生徒に会いに行く姿は見習わねばと襟を正されます。

伊藤さとりのおすすめ映画『リバウンド』 韓国の高校生バスケチームの活躍を描く 

韓国のバスケ映画『リバウンド』 愛の不時着のイ・シニョンが出演

この記事を書いた人

映画評論・映画パーソナリティ・心理カウンセラー 伊藤さとり

SPECIALIST

映画評論・映画パーソナリティ・心理カウンセラー

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邦画、洋画問わず年間500本以上の映画を鑑賞。映画舞台挨拶や完成披露会見等のMCを数多く担当している。また、心理学的な視点からも映画を解説。12月に新著は『映画のセリフで心をチャージ 愛の告白100選』(KADOKAWA)。「ぴあ」、「otocoto」でのコラム連載や、YouTube「新・伊藤さとりと映画な仲間たち」、「めざましテレビ」「ひるおび」での映画コーナー等、幅広いメディアで映画を紹介。映画と、映画に関わる全ての人々を愛してやまない映画人。

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