HELLO KITTY3代目デザイナー・山口裕子さんがかつて毎日通っていたブランドは!?「MILK大川ひとみ対談」
執筆者:GLOW編集部
【TALK】コラボを記念してデザイナー対談が実現!
大川ひとみ(以下、ひとみ) MILKによく来てくれていたことはずっと知っていたけど実は会ったことが最近までなかったんだよね。
山口裕子(以下、山口) 80年代終わり頃から90年代にかけて、会社帰りに毎日お店に行ってたんです。ある日赤・白・ピンク・黒のベルトのついた腕時計を見ていたらショップの方に「どの色が一番人気だと思いますか?」と聞かれて、私は白かな? と思ったんだけど、正解はピンクだった。「これからはピンクの時代だと思います」って言われたんです。その当時はピンクは赤ちゃんの色って言われていた時代。周りからは反対されたけどピンクの商品を作ったんです。それがものすごく売れて、キティブームへと続いていくんです。
ひとみ 全然知らなかった!
山口 私がMILKに惹かれた理由は、可愛いだけじゃなくて、ちょっととがったところがあるところ。ちょっとしたデザインや色合いが洗練されているんですよ。そういうところをキティにも学ぼうとしていた。MILKのいい部分を取り入れたいって思っていました。90年代は完全にMILKの影響を受けているんです。
ひとみ そんな見えないつながりがあったんだね。今回のキティコラボは大変だったけど楽しかったし、勉強になった。
山口 私はファンのみんなをハッピーにするためにまだまだやりたいことがいっぱいあるから、一緒にまた何かできたらいいですね!
ピンクとオレンジのヘアスタイルが素敵。会うきっかけになったのは初コラボした『ハローキティ お部屋ライトBOOK』(2月発売予定、宝島社)の担当編集者がお互いをつなげたことだったそう。
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