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40代の悩みを住吉美紀さんとLiLiCoさんが解決! 人の言動にイライラ&大人になってからの友人の作り方【しあわせの処方箋】

Aging Gracefully わたしらしく輝く 100歳時代の、40代50代を応援します

「Aging Gracefully」は人生100年時代を迎えて、より自分らしい生き方を目指す40代、50代を応援するプロジェクト。5年目を迎えた2022年アンバサダーはLiLiCoさんと住吉美紀さん。おふたりがGLOW読者のお悩みにお答え! 今回は人の身勝手な言動にイラつく、大人になってから友人を作りたいという悩みについてお伺いしました。


Q1
人の言動にイライラ、どう対処したらいい?

職場の同僚や人の集まりなどで、損得勘定だけで動く人や、身勝手な言動をする人を見ていると、イライラが止まりません。時には、殺意すら抱いてしまう自分がいます。どう対処したらいいでしょうか。

自分を守るためにも見ない&距離をとって

「歳を重ねると、人に対して想像力が働くようになると思います。「なんでそんなことをしたのかな」「難しい立場に立たされているからかな」「子育てもがんばっているから寝不足なのかもしれない」など、いろんな理由があると思うと、「ひどい人!」と一方的なレッテルを貼らなくなれるのでは。それで「ま、いっか」と自分の中で思えたら、きっとラクですよね。とはいえ、どうしても気になってイライラしてしまうなら、見ない&距離を置くことも大事。イライラすると精神的にも肉体的にも疲れるし、負のエネルギーを放出して損をするのは自分の方かもしれませんし。どこまでいっても人は人。自分を守るという意味でも、ある種の割り切りは必要かもしれません。どんなに努力しても他人のことは変えられない。変えられるのは、自分だけなのですから」(住吉さん)。

Q2
大人になってからの友人の作り方は?

年々連絡を取り合う友人の数が減ってきて、今は同年代の女友だちが2人だけ。年齢や性別に関係なく、新しい友だちがほしいです。仲よくなるきっかけ作りや関係構築のコツを教えてください。

行動範囲を変えて自分からアクションを起こして

「わたしだったら、親友と呼べる人が2人いるなら、あとは知り合いで構わないです。今いるそのお友だちを大切に、ずっと繋がっていてほしいですね。でも新しい友だちがほしいなら、行動範囲を変えるといいかも。たとえば、買い物も通販じゃなくてお店に行って買うようにする。そうすると店員さんと喋ることができて、仲よくなれるかもしれません。くれぐれも「あの人は店員さんだから」と自分から線を引かないで。みんな同じ人間ですから、わたしにとってはブラッド・ピットもパン屋のお兄さんも対等なのです。あとは、今まで出会った人の中にもきっと「この人といると楽しかったな」という人はいるはず。そういう人に自分から連絡してみるのもいいかもしれません。待っているだけじゃダメ。自分から縁を繋いでいきましょう!」(LiLiCoさん)


PROFILE
住吉美紀(すみよしみき)
1973年生まれ。フリーアナウンサー。1996年にNHKに入局し、数々の人気番組を担当。2011年よりフリーに転身。ラジオパーソナリティを務めるTOKYOFMの朝のワイド番組『Blue Ocean』は今年11年目を迎えた。近年は和の文化を追求中。

LiLiCo(りりこ)
1970年生まれ、スウェーデン出身。映画コメンテーターとしてTBS『王様のブランチ』に出演するほか、J-WAVE「ALL GOOD FRIDAY」でナビゲーターを務める。女優としてドラマやミュージカルに出演、声優・ナレーションなど幅広いフィールドで精力的に活動中。

撮影=目黒智子 取材・文=土谷沙織  ※雑誌GLOW2022年12月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。

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