愛月ひかるさん「 ”表現すること” が好きなので、今後も自分なりに追求していきたい」【輝け！ヴィーナス力Vol.13】

執筆者：土谷沙織

宝塚歌劇団出身のステキな方が異なるファッションを披露する『輝け！ヴィーナス力』。愛月ひかるさんのモードト－ンのフリルスカートの着こなし、インパクトあるマニッシュスタイルをご覧ください！

モノトーンレディスタイルのわたし！

ブラウス3万4100円（ザ・リラクス）　スカート2万4200円（ラベルエチュード）　ブーツ7万3700円（アキラナカ／ハルミショールーム）　ピアス7万4800円、リング10万56 00円（ともにマリハ）

「なかなか自分自身では選べないフリル感のある服もモノトーンなら取り入れやすい、と気づきました。スカートは思い切りドラマティックで華やかだけれどシャープさのあるデザインブラウスを合わせて甘すぎない大人のフェミニンスタイルに。」（愛月さん）

お洒落をはじめ、好きなことに向き合うと、
人は自然と輝ける気がします

今回のコーデを決める際、ショーさながらにたくさんの服を素敵に纏って見せてくれた愛月さん。「ずっと気になっていたブランドの服があったので、試着できてすごく楽しかったです。ふだんのわたしは、異素材切替やアシンメトリーなど、ちょっとひねりのあるものを選ぶことが多いので、今日のスタイリングはどちらも好み。それでいて、新鮮な気分も味わえました！」　

ショッピングが大好きということだけれど、もしやこの春のファッションはもうプランニング済み？「ふだん、あまり色を取り入れないので、今年は色を使ったお洒落を楽しむ予定です。まずはバッグなどの小物から差し色にトライしようかな」　

この頃は、撮影現場で出会うスタッフから学び、吸収することがとても多いのだとか。その中のひとつが〝引き算メイク〞の考え方。「宝塚時代はアイライナーで目を囲むなどのしっかりメイクが定番でしたが、退団後のお仕事では、必要最低限しかファンデを塗らなくても成立するというか、その方がお洒落に見える場合もあるということをメイクさんから教えていただき、とても驚きました。ほかにもいろんな場面で刺激を受けています」　

年を重ねていくことについて尋ねると、「とても楽しみです」と笑顔で答えてくれた愛月さん。「若い頃にしっくりこなかったものが似合うようになるのは、年を重ねる上で大きな楽しみのひとつ。そうやって、お洒落をはじめ好きなことに向き合っていると、人は自然と輝ける気がします。わたしは〝表現すること〞が好きなので、今後も自分なりに追求していきたいです」