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【大人の睡眠】自律神経を整えてしっかり寝て、しっかり疲れを取る! 寝る向きと呼吸法を紹介

執筆者:GLOW編集部

副交感神経が優位だと、質の良い睡眠がとれる。副交感神経は自分でコントロールできないし、加齢とともに低下しやすい。自律神経を整えてしっかり眠る方法を紹介!


☑胃のカーブに沿って右向きで寝ると、眠りやすくなり、いびきも予防

いびきの予防には「右向きで寝る」のが効果的。横を向くと気道を確保されやすくなって、いびきをかきにくくなり、睡眠時無呼吸症候群の危険も減らせます。左ではなく右向きで寝るのは、胃が体の右側にカーブするように位置しているから。胃のカーブに沿って体を横たえると、消化の流れを助けられて自律神経にかかる負担も軽減できるので、より質のよい睡眠が取りやすくなります。入眠時は右向きで寝ることを意識するようにしましょう。

☑腹式呼吸を入眠儀式にして、しっかり睡眠をとる!

自律神経は自分でコントロールできないため、副交感神経を優位にするスイッチとして、自分に合った入眠儀式が救世主に。体は疲れていないのに眠れない時に試してみて。入眠儀式は頭を空にできる腹式呼吸のような単調な行動が効果的(画像参照)。お気に入りの香りのボディクリームを塗る、優しい雰囲気の写真集を眺めるのもリラックスできおすすめ。

【教えてくれたのは】

工藤孝文先生

統合医療医・内科医・糖尿病内科医・漢方医。福岡大学医学部卒業後アイルランド、オーストラリアに留学。現在は福岡県みやま市の工藤内科にて、地域医療を行なっている。

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イラスト=刈屋さちよ ※雑誌GLOW2023年4月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。

この記事を書いた人

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