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【インフルエンザに負けない!】体温が下がりがちな40代、体温をあげて免疫力UP! 理想の体温、飲み物や食べ物でできるカンタン温活

執筆者:GLOW編集部

インフルエンザや風邪などの感染症、様々な病気と闘うために欠かせないのが免疫力。40代女性は体温をあげることに取り組んでみて、という、医師・石原新菜先生に体温を上げる必要について聞きました。


【40代女性の低体温のワケ】

「風邪をひいた時に熱が出るのは、免疫がしっかり働けるようにするため。そもそも免疫力とは白血球の働きのことで、しっかり働くには細胞の化学反応がスムーズに行われることが大切です。そのために熱が必要。そんな免疫と体温は密接なつながりがあり、体温が下がると免疫力も下がる。でも40代は“女性ホルモン減少”と“筋肉量減少”という低体温になりやすい要因が。低体温は放置せずに発熱ボディを目指してください」(石原先生)

理想の体温は36.5℃~37.2℃‼

白血球の働きをよくするには、化学反応を引き起こす酵素の至適温度37.0~40.0℃をキープすると◎。これは体内温度なので、体内より1℃ほど下がるわきの下で測って、36.5℃以上あるのが理想。最低でも36.0℃はないと、酵素の働きが弱まります。1日の平均体温になりやすい朝10時に体温を測って。35℃台なら温活した方がいいかも。

【食事や飲み物でできるカンタン温活】

マイボトルに紅茶としょうがスライスを

必要以上の水分、冷たい飲み物は体温を下げる原因のひとつ。飲み物はいつでも常温か温かいものが◎。おすすめは紅茶にしょうがの組み合わせ。紅茶には体温上昇に欠かせない酵素が含まれています。しょうがは80度以上で加熱されると成分の変性が起こり、体を芯から温める効果がUP。

薬味とスパイスは必ず入れる

東洋医学的な考えで体温アップに欠かせないのが「陽性食品」という体を温める食材。唐辛子や山椒、しょうが、ネギ、シナモン、クローブなどの薬味やスパイスは特に温め効果が高い。体を冷やすコーヒーにはシナモンを入れると◎。

【教えてくれたのは】

イシハラクリニック 石原新菜先生 医師

イシハラクリニック副院長 石原新菜先生

漢方医学、自然療法、食事療法をベースとしたクリニックでの診察の他、健康ソムリエ講師として「温活」の大切さを長年伝えている。講演、テレビ出演、執筆活動と幅広く活躍中。


イラスト=二階堂ちはる 取材・文=山本二季 ※GLOW2021年12月号より

この記事を書いた人

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