【ダイエット】「料理イヤ&時間ない&ジム行かない」けど20キロ減! [にーよん]の食事法&エクササイズを紹介!
執筆者:GLOW編集部
5人のお子さんをもつアラフォー主婦、にーよんさんが産後の20キロのダイエットに成功したのは平日きちんと、土日はゆるくの食事法とエクササイズ。その方法を綴った『ダイエット母さん、20㎏の脂肪をちぎり捨ててみた。』(KADOKAWA)は大好評。パワーアップした新刊『ダイエット母さん、最強5日間プログラムでもっと脂肪をちぎり捨ててみた レシピ倍増編』(KADOKAWA)から40代の痩せるヒントをもらいましょう!
【にーよん伝説】
にーよんさんのダイエット前、ダイエット後、そして数々の伝説をご覧ください!
・ダイエットのきっかけは銀行のATMで「画面に物を乗せないでください」と注意されたこと。乗っていたのは自分のお腹!
・めんどくさがり屋で料理や家事もほんとは嫌、でも様ざまなダイエットを試し、今の方法にたどり着く。
・食べるのが好き、だから「食べて痩せる」方法を考えた!
・5人の子どもがいて、ジムに行く暇はもちろんなし! 自宅でダイエット成功!
・30分も運動できないので、お腹を凹ます筋トレ「ドローイン」をすきま時間に実践。
・挫折しないやるしかない仕組みで3年続けている。
・全国の人の共感を呼び、インスタグラムのフォロワー約20万人!
【にーよんさん自ら「脂肪ちぎり捨て」術を解説!】
――痩せたいけどダイエットはいつも挫折、という人は多いと思います。
にーよん:3年以上ダイエットを続けてきて思ったのは、モチベーションって、“こうなりたい”っていう感情から生まれるけれど、その一方で、めんどくさいとか、疲れてるしなとか、やりたくない感情も芽生えるから、大体、そこで負けてしまうんです。感情任せでは挫折するので、これはもう、自動的にやるような環境を作ったほうがいい。まず環境を整えることから入れば、意思が弱いと思ってる人でも続けられるんです。それが、“全自動ダイエット”です。
仕事、家事、育児、人間関係、プライベートとやることだらけではダイエットのことを考えられず、ストレスでお菓子を食べてしまう。「痩せよう!」「痩せなきゃ」「やばい!」という勢いで始めると、「めんどくさい」「お菓子食べたい」と逆モチベーションもやって来ちゃいます。そこでもう生活をダイエット仕様にしようというのが全自動ダイエット。
オート化の一例は、間食したい!となった時のための「やせストック」を作って常備する、たとえば朝食を固定化して献立を考えるのをやめる、調味料を減らすなどなど。心構えも教えてくれます!
――全自動化を達成する前は、自ら料理をするタイプではなかった?
にーよん:今もしたくないです(笑)。片付けもしたくないし、皿も洗いたくない。お菓子だけ食べて生きていたいくらいです。つまり、やる前って、いろいろと億劫なんですよ。仕事でも、友だちとの約束ですら、めんどくさいな、行きたくないなってなる。いくら楽しみでも動くのがめんどくさいときはあります。それでもいったん自転車に乗ったら、何も考えずに漕ぐしかないし、結果、目的地に到着するんですよね。それと一緒で、ダイエットも5日間の決まったメニューをこなすために、まず買い物に行っちゃうんです。食材を手に入れたら、あとはもう自動的にやるしかない。自転車の乗り方がわかっていないとさらにめんどくさくなるから、より目的地が遠く感じてしまう。その方法さえわかれば、最初の一歩が踏み出しやすくなるんです。
☑きちんと食べてやせる、食事バランス
ありとあらゆるダイエットを試し、失敗してにーよんさんが行きついたのが「バランスよく食べる」こと。ごはん(玄米推奨)=と野菜がそろってこそ、脂肪が燃焼するので、食べていいんです! 調理は油無し。5日間は間食も控えて。書籍には食べ応えがしっかりあり、栄養面でも医師のお墨付きのレシピを多数掲載。
「ありとあらゆる食べ合わせを研究した結果、「ごはん」と「たんぱく質(肉や魚)」は握りこぶしひとつ分。野菜と副菜をその倍量食べるだけ。見た目の量を意識すれば、バランスのよい食事になるとわかりました。5日間ダイエットを完走したあとも、食材やメニューをアレンジしつつ自分流のダイエットを続けられます!」『ダイエット母さん、最強5日間プログラムでもっと脂肪をちぎり捨ててみた。―レシピ倍増編 』(KADOKAWA)より
――間食しそうになったら、「お気を確かに」と自分に声をかける。それだけでハッと我に返る魔法の言葉だと。
にーよん:心でつぶやくんじゃなくて、絶対に声に出してください。そうしないと、脳まで届かないので。お腹すいたな、とか、無駄に食べそうになったら、“お気を確かに”って言ったら止まります。それで気づくようになるんですよ。無意識に、ちょいちょい食べてるけど記憶に残ってない、っていうのがなくなります。そして食べるときは、自炊でも外食でも、ご飯1:タンパク質1:野菜・副菜2っていう食べ方を意識してください。このバランスを最低限守れば、太ることはありません。
【運動はほんの少しでもいいし、3日坊主でもまたやり直せばいい!】
ウエアを買って、お金を払ってジムに行っても続かず、ならば宅トレ!と思っても時間がなかったというにーよんさん。編み出したのは内臓のまわりの腹横筋や内斜腹筋を鍛える「ドローイン」。着替え無し、タダ、道具無しで生活に取り入れられるエクササイズです。インタビューもきれいな姿勢で座り、ドローインしていたにーよんさんでした。
――運動に関してですが、“ながら”って意外と続かない。どうしたら継続できるでしょうか。
にーよん:やっても意味ないだろうって、言い訳をしちゃうんですよね、自分に。でも本当に結果が出るんですよ。本気で5日間、それ続けたら目に見えて変わる。1日に3秒の筋トレで、筋力が2~3%増加したっていう研究結果もあります。3秒でも意味があるんだって思えば、今すぐにでもできるじゃないですか。1回3秒でもいいから始めてみて、3日坊主で終わったら、またやり直せばいい。とにかくやったもん勝ちですから、何も考えずに、まずは食材を買うところから始めてみましょう!
☑体幹を鍛える「ドローイン」のやり方
基本姿勢のドローインになれたら、生活に取り入れて。家の中、信号待ち、電車、エレベーターに乗っている時などいつでも実践! 足は自然な動きのまま、大切なのは背すじをまっすぐ伸ばしてしっかりコルセット筋を閉じること。今できる!と思ったら息を吐いてコルセット筋をギューッと閉じてみて。
[立ったままドローイン]
1.コルセット筋を使って、胸を張ったままゆっくりと息を吐き 腹を凹ませていきます
2.お腹が凹んだ状態を10~30秒キープ。呼吸は浅く続けます。
3.お腹をゆるませて終了。 ※リピート推奨
いつでもどこでもできるドローイン、間食しない冷蔵庫が出来たらあとは実践するのみ!!
【にーよんさんの激太り解消をもっと詳しく!】
より簡単に、そして一人暮らし用などレシピを改良。暮らしに取り入れやすいドローインの方法などパワーアップ! 『ダイエット母さん、最強5日間プログラムでもっと脂肪をちぎり捨ててみた。 レシピ倍増編』税込1540円(KADOKAWA)
にーよんさんの6つのルールなどを詳しく知りたいなら『ダイエット母さん、20kgの脂肪をちぎり捨ててみた。 マネするだけ5日間痩せプログラム』を読んでみて。税込1540円(KADOKAWA)
撮影=和久井ひとみ 取材・文=根岸聖子
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