【岡田将生・羽村仁成が熱演】映画『ゴールド・ボーイ』公開記念舞台挨拶リポート!【伊藤さとりのシネマでぷる肌‼】
執筆者:伊藤さとり
MC 羽村さんもね。あんまり言えないんですけど。
羽村 はい、そうですね。僕もあれしてあれですね(笑)。
岡田 ごめんね。
羽村 難しいですね。言い方が。
MC 演じるにあたって色々準備したこととかってあるんですか?
羽村 朝陽という役が結構二面性のある役だったので、そこをどうやって表現できるかなっていうのは考えて演じました。
Ⓒ2024 GOLD BOY
MC 二人の対決、面白かったですよね。※会場拍手 そして黒木さんに伺いたいと思います。朝陽のお母さんということで、心の中でも衝撃の葛藤とかもあったと思いますけど。
黒木 そうですね。あれがね、ああなって、私もああだなって。でも本当に可愛くて、やっぱり自分の息子なので、この先をあまり言えないけど……。私としては、子供たちを本当に可愛いと思いながら接してましたね。
MC どうでした? 羽村さんとの共演も多かったと思いますけど、二人ご一緒して。
黒木 素敵ですよ。本当に監督とお話しされている時もすごくまっすぐですしお芝居もまっすぐといいますか。だから後半ですごく意外な表情だったりを、スクリーンで見てすごくたくさん、いろんな経験をされているんだなって映画の中で、と思いました。
MC どうですか? 羽村さん。
羽村 黒木さんはお母さん役だったので、黒木さんの方からすごく優しく、撮影の時も話しかけてきてくださって優しいお母さんだなって思いました。
MC そして松井さんも今回岡田さんとの共演で。
松井 私は途中でアレされる側なので。
岡田 そうですね、あれしますね。
松井 実際見た時に知らないシーンもたくさんあって、出てた側としても見てすごく楽しかったんですけど。途中で家族と一緒にご飯を食べてて、「なんでわかってくれないの? この人、人の心がないんだよ」って怒るシーンがあったんですけど、テストの時に私がもう自分でも信じられないくらい怒っちゃったんですね。すごい罵声を浴びせたらカットがかかった後に岡田さんに「俺そんなに悪いことしたかな」って(言われて)。
岡田 いやいや、すごく悪いことしてるんです。ごめんなさい。ごめんなさい。
松井 確かにまだそこまでのことされてないなと思って出たテイクを皆さんに見ていただいて。でもそれまでも(岡田さんが)昇としてすごく静かに現場にいらっしゃったので、ちょっとこれは距離を取る感じのスタンスなんだなと思っていたので、自分の芝居にツッコミを入れてもらって、よかった、話せる感じだったと思って嬉しかったです。
岡田 自分の役を肯定する癖がありまして。僕はそんな悪いこと、いろいろあれはしてますけど、今後、あれをするんだけど、そんな悪くないって自分で思ってました。
松井 ポロッと出ちゃったんですね。
岡田 そう、ポロッと出ちゃったんです。
Ⓒ2024 GOLD BOY
この記事を書いた人
邦画、洋画問わず年間500本以上の映画を鑑賞。映画舞台挨拶や完成披露会見等のMCを数多く担当している。また、心理学的な視点からも映画を解説。12月に新著は『映画のセリフで心をチャージ 愛の告白100選』(KADOKAWA)。「ぴあ」、「otocoto」でのコラム連載や、YouTube「新・伊藤さとりと映画な仲間たち」、「めざましテレビ」「ひるおび」での映画コーナー等、幅広いメディアで映画を紹介。映画と、映画に関わる全ての人々を愛してやまない映画人。
- Website https://www.itosatori.net/
- Instagram @ito_satori/
- X @SATORIITO
関連記事
-
【話題の映画】岡田将生が演じる殺人犯と子どもたちの駆け引きがスリリング『ゴールド・ボーイ』 3/8公開 【伊藤さとりの映画レビュー】
-
【SF超大作】300年後に太陽系が消滅、地球を離脱させる計画が始動!『流転の地球 -太陽系脱出計画-』 3/22公開 【伊藤さとりの映画レビュー】
-
【漫画をドラマ化&映画化】容疑者の父VS警察の娘! ドラマから7年後を描く『映画 マイホームヒーロー』 3/8公開 【伊藤さとりの映画レビュー】
-
【映画】4人の女性が糸で繋がり、未来を救う『マダム・ウェブ』 マーベル初のミステリー! 2/23公開 【伊藤さとりの映画レビュー】
-
【実話映画】0-31の惨敗、サモアの激弱サッカー代表が新監督を迎え奮闘『ネクスト・ゴール・ウィンズ』 2/23公開 【伊藤さとりのシネマでぷる肌‼】