【松下洸平】新曲『Journey』に込めた想い。「大切な人と歩む人生は旅そのもの」
執筆者:GLOW編集部
“引き算” が歌を変えた。ボーカリストとしての新たな発見
――楽曲制作の期間で自分自身の変化や成長を感じたことがありましたら教えてください。
松下「ボーカルのディレクションもShinくんがやってくれたのですが、歌詞の言葉の意味が最大限に伝わる方法についてディスカッションしながら歌入れをしたのが、自分の中では新しい試みでした。熱い思いが溢れてくる中で、その思い通りに声を出すと表現過多になってしまうこともあるんです。
言葉が持っているパワーやその後ろのビートや曲、メロディのコードラインがすごく明るいので、必要以上に僕が歌で明るさを表現する必要はないということは新たな発見でした。なので、今回は淡々と歌っています。100%で歌ったテイクもあったのですが、ちょっと押し付けがましさを感じたので、100から少しずつ削っていっていい塩梅を見つけたのですが、この方法は今後も採用したいなと思えるくらい、いい発見でした」
――歌詞の言葉を伝えるには引き算も必要だったと?
松下「そうですね。それが聴いてくださる皆さんの距離ともリンクしているような気がしたんです。こちらが全力で抱きしめようとすると相手はちょっと引いてしまう。だからこそお互いがいい距離感で存在している方が心地いいし、本当に言いたいことを伝えられると思うので。
他にも優しくささやくように歌うことで、グッと距離を縮められることもありますよね。なので、歌い手と聞いてくださる方の距離感って繊細だし、声というものが相手との距離を測るメジャーの役割を果たしているんだなと思いました」
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