宇月 颯さん「エンタメで心を、フィットネスで体を元気にして、それを伝えたい」【輝け! ヴィーナス力Vol.17】
執筆者:土谷沙織
宝塚歌劇団出身のステキな方が異なるファッションを披露する『輝け! ヴィーナス力』。宇月 颯さんのカラフルなワンピーススタイル、ワントーンでシックな縄編みトップスの着こなしをご覧ください!
☑カラフルなリゾート服にコンバースがわたしらしさ!
今年の夏こそ知らない地に旅してみたい、と話す宇月さん。海やバケーションに行くときは思いっきりリゾートっぽい服を着ることが多いそう。サンダルではなくスニーカーを合わせているところが宇月さんが意識している「抜け感」。
ファッションも生き方も
「自分らしさ」が大切
夏の旅行にはふだん着ないようなリゾート服を着て気分を上げるタイプという宇月さん。
「今日着たカラフルな服はわたしのバケーション服のイメージ。パンツルックの方はどちらかというと私服に近いですね」
ふだんのファッションについてたずねてみると最近ようやく「自分らしいスタイル」が定着してきたそう。
「退団したすぐ後は男役から女性になろうと強く意識していて、とにかくスカートをはかねば、みたいな気持ちになっていた部分があったんですよね。試行錯誤しているうちに本来のナチュラルな自分でいられるパンツスタイルにまた戻ったんですけど、女性らしさのあるヘルシーなパンツスタイルが自分らしいのかな、と最近気づきました。トレーニングをしているせいもあると思います。体のラインを見せる方が女らしいけれど、逆にメンズのLをだぼっと着たり、サイズ感で女性らしさを考えたりするようになりました」
インストラクターの資格も取ったほどのめり込んだというトレーニングについていきいきとお話してくれました。
「宝塚時代にヒールをはいて踊ることで怪我をしたり体を痛めたりすることが結構あったんです。もともと治療のために始めたんですが、体のしくみがわかってきたら楽しくなって。舞台以外で唯一はまった、興味を持てたことが体を鍛えるトレーニングの分野だったんです。わたしは〝心も体も元気で健康に〞をテーマに生きているんですが、エンタメで心を、フィットネスで体を元気にして、ハッピーに過ごしていきたいし、それを人に伝えられたらいいな、と思っています。素敵なお洋服を着て気分が上がるように、体を動かして日々豊かな気持ちでみなさんが過ごせるお手伝いをすることが今の目標です!」
☑ワントーンでシックなサマースタイルのわたし!
フリンジの縄編みトップスのレイヤードでほどよく主張する大人のサマースタイル。出すところは出して、締めるところは締める、という肌の露出とシルエットを計算したパンツスタイルがしっくりくるそう。
PROFILE
うづき はやて。埼玉県出身、2004年宝塚歌劇団月組に90期生として入団。巧みでキレのあるダンスで頭角を現し、ダンス・歌・演技の三拍子そろった実力派スターとして活躍。2018年退団後は『笑う男』『エリザベートTAKARAZUKA 25周年スペシャルガラ・コンサート』『マリー・キュリー』等、イベントや舞台などで幅広く活動。2023年8月はソロライブ『FUNTONE』に出演予定。
モデル=宇月颯 撮影=長友善行 スタイリング=大沼こずえ〈eleven.〉 ヘアメイク=塩澤延之〈mod’s hair〉※GLOW2023年7月号より
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